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聞いたことはあったが、
フロー Flow という状態のこと。 調べてみると面白い! ハンガリー出身のアメリカの心理学者 ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念。 そのフローとは 人間が、そのときしていることに、完全に浸り、 精力的に集中している感覚に特徴づけられ、 完全にのめり込んでいて、 その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、 精神的な状態をいう。 ゾーン、無我の境地とも呼ばれる。 (Wikipediaより) とある。 スポーツの世界でもしばしば言われているみたいで、 「ボールが止まって見える」 「周りの人がゆっくりと動いて見える」 「コースが光って見えた」 「集中して気付いたら2時間たっていた」 など・・・ ネットで調べれば沢山ヒットする。 そのフロー状態(ゾーン状態)に入るには、 ・やらされていてはダメ ・楽しみを見出している ・感情をいい気分に保てる ・自己研鑽 ・今に集中 という要素が挙げられる。 これは念仏三昧にも当てはめることができる。 「当てはまる」と表現した方が良いか・・・ 南無阿弥陀佛と繰り返し称えることは、 基本は極楽往生のためである。 しかし、 そのお念仏を繰り返し称えることに楽しみを見出し、 やらされている感がなく、 阿弥陀様の尊い御名を称えるのだから いつも仏さまといっしょという安心感をもて、 不安などのネガティブな感情がなくなってくる。 念仏も仏道修行の一つだから自己研鑽である。 自分のことを振りかえり反省し、仏さまに懺悔し、 少しでも、自己覚知から自己実現へ、させてもらえる。 念仏中はあれこれ考えずに、今に集中。 南無阿弥陀佛と称えること 仏さまに想いを寄せる 木魚を叩く 呼吸を深く長く と・・・・ そうやって楽しんで、喜んで、感謝して、 味わって 念仏していると、 フロー状態になる! ならない方がおかしい! その状態を昔は「三昧」と言ったのだろう。 今、自分がなれているといっているのではない。 成るか成らないかは、お任せで、結果論である。 でも、条件が揃えば 「あっっという間の2時間念仏だった」とか、 「気持ちよかった〜 心地よかった〜」 という状態になれても不思議ではない。 たとえ凡夫のこの私でも、 心理学者が言うように、 スポーツ選手がなるように、 凡夫ながらに、お念仏を味わい称えていれば、 フローの状態になることはあるはずである。 仕事の念仏ではなく、 自己研鑽の念仏の道を、念仏者は歩むべきである。 すると、 念仏が教えてくれる。 念仏が与えてくれる。 念仏が気づかせてくれる。 念仏が元気にしてくれる。 念仏が幸せを感じさせてくれる。 念仏が念仏する。 念仏を生きる。 南無阿弥陀佛 合掌 専称寺 亀山政臣拝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.22 15:27:04
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