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カテゴリ:毎日日記
NHK教育の番組で「ロンリのちから」というのがあって、
この本を図書館で借りて、さーーと読んでみた。 得られるところも多々あるが、 一番最後のところを抜粋してみた。 会議や会合などがあるなかで、ちゃんといかのことをわきまえておくことが 大人としての論理の力だと思いました。 合意形成 共同で何ごとかを為そうとするときに、意見が分かれたならば合意を形成しなければなりません。 その際、多数決で少数派を抑えるのは最後の手段です。 理にかなった合意形成のために最低限必要な鉄則を2つを示しましょう。 ①意見の対立を人の対立にしないこと。 誰の意見かということを離れて、内容そのものを客観的に捉える。 その対立状況を上から俯瞰するような視点を持たねばなりません。 ②他の意見からも学ぼうとすること。 意見が対立したとき、多くの場合はそれぞれの意見に良いところがあります。 それに耳を閉ざしていては一歩も前進しません。 二つの意見AとBが対立した時、AかBかどちらかに決めなければならないと考えるのではなく、 もっと柔軟に考えねばなりません。 それぞれの意見のよい点を学ぶことによって、AともBとも違うよりよい考えが生まれることがあります。 それが同意形成のもっとも生産的な姿です。 この二つの鉄則を無視すると、意見の対立が人の対立になり、 勝ち負けという観点がその場を支配することになります。 人の意見には耳を貸さず、どうすれば相手に勝てるかだけを考える。 ここにあるのは言論の暴力です。 それに対抗するためにも、私たちは論理の力を鍛えなければならないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.20 08:04:32
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