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カテゴリ:ウルトラマンマックス
ウルトラマンマックス 第1話「ウルトラマンマックス誕生!」
まずは順調な滑り出しやね。 怪獣スペクタクルの常道はおさえとったし、 説明部分も良い意味で大雑把。 わかりにくか点が少のうて、 わしもすんなりマックスの世界に入っとった。 随所に「原点回帰」が見え隠れしとる。 オープニングのエレキング・ピグモン・バルタン星人・ ゼットン・レッドキング等々の怪獣シルエット処理。 (「エース」でもあったばってん、番組中は登場せんかった) 複数怪獣の登場と怪獣同士のバトル(いわゆる怪獣プロレス)。 一話完結の構成。 ウルトラマンの名前を変身する人間(カイト)が付ける。 過度にならないCGの使用。 (特撮は「ティガ」くらいの感じやな) 怪獣のわかりやすい(覚えやすい)ネーミング。 惑星文明を監視するっちゅうのも セブン型ウルトラマンによくあるこつ。 (「ジャスティス」もセブン型やけんね。) 「ネクサス」の世界観は深く、 推理小説を読み解いていく楽しみに似とった。 「マックス」は魅力ある怪獣・ キャラクター・エピソードで勝負っちゅうこっちゃね。 次回も観ようと思えたんは、 やっぱストーリーのスピード感、 見終わった後の一種の爽快感にあるっちゃろうね。 第1話で気になったんが、アンドロイド・エリーの意味深な微笑みやね。 ラストシーン、カイトが「彼はマックス」とウルトラマンの名を告げる。 それまで無表情で瞬きすら全然せんかったエリーが、 2度、パチパチと瞬きした後、ニッコリ微笑んどった。 おそらくカイトの正体が「ウルトラマン」やと見抜いたんやろう。 (ウルトラマンっち見抜いたのかはわからんが、 とにかく普通の人間とちゃうとはわかったんじゃろう) そして、そのことを「自分の意志」で黙っとった。 本来の役割から言えば事実を報告せなならんのやろうが、 あえて、カイトの正体を黙っとったのは、 「黙っていた方がメリットがある」と判断したからかのう。 それとも、「秘密にしたそうだから黙っててあげよう」 っちゅう「彼女」の「人間」らしさからきたんかのう。 それやったらなして、より人間らしいアンドロイドを作ったんかのう? ま、それもこれから、明らかになっていくっちゃろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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