FOOD, INC.(フード・インク)という映画を見ました。
FOOD, INC.(フード・インク)という映画を見ました。農作物生産は50年前の農業とはことなり「いわゆる食産物工業」になっているというドキュメンタリーです。2時間あまりの中で、様々な食べ物の工業化の現状と弊害を映し出します。----------------------------------ニワトリ=昔は99日で出荷していたニワトリ、現在は48日で99日より身体の大きくなったニワトリを出荷できる。ただし、内臓や足はその大きさに即していないので、2・3歩歩けば足が折れてしまう。とか、------------------------------「トウモロコシの悪の連鎖」コーン=トウモロコシ安くて、多量に生産できるコーンはスーパーで売っている80%の商品の原料そして有り余るトウモロコシ ↓安く脂肪がつくので牛のえさに ↓牛は普段食べないコーンは自前の消化菌では上手く消化できない。 ↓突然変異の大腸菌O157が胃の中で誕生 ↓牛肉の処理は全米3カ所の巨大工場で行われる。 ↓糞尿にまみれた牛や病気の牛も一度に処理される ↓ひき肉にO157細菌が混じる ↓ハンバーガーのパテとして食卓へ ↓食べた子供が死んだ。------------------------------これらを画像で次々と告発していく。スピーディで飽きさせないのはハリウッドスタイル。-------------------このひき肉が大腸菌O157に汚染されるのを防ぐ方法が2つある。1つは牛に牧草を食べさせる (牛本来の食べ物)2つ目はパテ用ひき肉をアンモニアで消毒する。絶対1つ目が良いはずなのに、儲けが少なくなるのでアンモニア消毒を工場で行い、出荷している。-------------など、その他、種子や農業作物の自由化など沢山の問題を突き付けます。そして、消費者は食品会社に与えられているものを食べるだけでなく。それが、どうやって、何から出来ているかを知る努力をすること。あんなに幅を利かせていた「タバコ産業」だって消費者の力で、「体に悪い」ことを広めることが出来た。という結論に!渋谷のイメージフォーラムにて上映中です。予告編はこちらから NHDネットショップ店主でした。にほんブログ村