カテゴリ:walk with me♪
夢判断 などというものがあるけれど… 夢は 本人の意識が見せるものだというけれど… 夢には その人の深層心理が投影されるというけれど… 果たして本当にそうなのだろうか… それだけなのだろうか… 例えば 夢に 『 誰か 』 が登場して 例えば 好き とか 嫌い とか言う場合 夢を見ている本人の意識が言わせているのだろうか… 例えば 好きって言って欲しい とか あるいは 嫌いって思っているんだろうな とか そういう本人の意識が その 『 誰か 』 を登場させて しかも その意識を 『 誰か 』 に語らせているのだろうか… あるいは その 『 誰か 』 の意識が言わせているのだろうか… その 『 誰か 』 の意識が相手のもとへと飛んで行って夢の中に入り込み 『 誰か 』 自身の心を 夢の中で伝えようとしているのだろうか… またあるいは 『 夢に登場している誰か以外の誰か 』 が言わせているのだろうか… 自分の姿ではなく 『 他の誰か 』 の姿を借りて相手の夢へと入り込み 『 他の誰か 』 の口を借りて自分の心を伝えようとしているのだろうか… ここまでは いいとして… 本人なり 夢の登場人物なり それ以外の人だったり… つまり誰か 『 人 』 の意識によって 起こっていることなのだけれど… 夢みる少女をはじめとして 誰もが一度は考えることだろうと思うのだけれど… 『 夢 』 が… 『 夢 』 そのものが 何かを語りたがる ということはあるのだろうか… 『 夢 』 が… 『 夢 』 そのものが 伝えたい何かを持っているということはあるのだろうか… ~ the method how a dream tells something ~ 『 夢 』 が語る… だとしたら それは 誰かの姿を借りて人間の言葉を使って という次元ではなくて おそらく意味を持つのは そこに出てくる人物やストーリーだけではなくて 季節も 風景も 設定も 明るさや暗さも 色も 温度も 匂いも 展開のスピードも… とにかく 夢を構成する ありとあらゆるものに 意味があるわけで ありとあらゆるものに 『 夢 』 は意味を持たせているわけで 『 夢 』 というものに意思があるのだと仮定してみると 『 夢 』 が 夢を構成するすべてに託した想いを感じ取ろうとしてみると なんだか そのやり方は とても奥ゆかしくて 可愛らしくて 想いを投影する事象を 選び間違うこともあるんだろうな なんて思うと その間違いに 自ら気付いた 『 夢 』 が慌てふためいたり あるいは 真っ赤になって恥じ入っている姿を思うと その不器用さが なんとも微笑ましく感じられて その愛すべき不器用者に 妙な親近感を覚えてしまって 今まで以上に ますます 『 夢 』 が好きになってしまうのだけれど だったら あのイヤな夢はどういうことなのよ なんて 文句のひとつも言ってやりたくなるような悪夢があるのも また事実で 一度でいいから 『 夢 』 の語る真意を聞いてみたい などと思ってしまう 静かな夜… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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