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2008.03.08
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カテゴリ:walk with me♪







『 待つ 』 ということ

それを嫌う人は多いけれど

それは 本当にそんなにイヤなものなのだろうか



『 待つ 』 という行為そのものは

わたしにとっては苦ではないような気がする

待つことがイヤだとしたら 理由は別のところにあるような気がする







ひとつは 何かを待っているその状況が心や身体に苦痛を与えるような場合

もうひとつは そのあとにしなくてはならない何かが控えていて時間的制約がある場合







バスを待っているとする

それが耐え難いものであるとするならば

そのバス停のある場所が 耳をつんざくような騒音の中だとか

それが厳寒の季節 もしくは灼熱地獄だというような 苦痛を伴う状況であるか

あるいは その日やらなくてはならないことが まだたくさんあって

一刻も早く家に帰りたいと思っているような時だろう



レジに並んでいるとする

そこに急く心があるとするならば

その日は腰の状態が悪くて かなりの痛みに襲われていて

重たいカゴを持って立っているのは辛くてたまらない というような時

あるいは 時間調整のために買い物に寄ってはみたものの

実は そのあとで友達との待ち合わせの予定があるので

時計が気になってしょうがないというような時に違いない







待っている時の状況が

それなりに余裕をもてるような環境と心境で

なおかつ 特に時間的制約を受けていないのであれば

待つ という行為自体には たいして問題はないような気がする

心と身体が心地良い状態で なおかつ時間に追われていなければ

人は 『 待つ 』 ということを楽しめるような気さえしてくる



『 一日千秋の思いで待つ 』 という言葉と一見矛盾しているようだが

その言葉を使う時の心の状態は 余裕のあるものではないからだろう

その時待っているのが 良い知らせにせよ 悪い知らせにせよ

待つという行為を楽しめるような状況ではないからだろう

そこには 『 不安を感じる心 』 があるからに違いない



『 待つ 』 という行為と共にある時間は 

本来は とても豊かで まったりと流れているものであり

それはいつも ほんのわずかな期待感を伴った静けさでそこに在って

むしろ とても贅沢な時間といえるのではないかとさえ思う







釣りというものに無縁なわたしではあるけれど

釣り人の周囲に流れる時間がわかるような気がする

そこには 『 待つ 』 を楽しむ人の姿があるような気がする

釣り糸を垂れて 水面に変化が起こるのをのんびりと待つ…

そこに流れる贅沢な静けさがわかるような気がする



釣り人の心で あなたの声を待つ…

そんなわたしでありたいと思う













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Last updated  2008.03.08 13:47:27
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