激化するカタルーニャ独立運動
10月1日はカタルーニャ州の独立を問う住民投票が行われる予定ですが、実施されるかは不透明です。ここのところ、スペイン政府はあらゆる手段で投票自体を阻止しようとしています。自治州高官の逮捕、ウェブサイトの検閲そして投票所の封鎖などです。そして、投票予定日当日の混乱を見越して、スペイン中の警察から警官たちがカタルーニャに集結しています。この状況は1975年以前のフランコの独裁政権の圧政を連想させるので、カタルーニャの人々はより反感を覚えます。スペインでは内戦後の独裁政権の時代が民族自決を阻んできたことによる歪みが今になって現れたようです。 カタルーニャ人の女の子が日本語で解説してくれました。