まみのハッピーな毎日

ほんの数10分前、久々の恐怖体験をした。
家の中にカエルがいたのだ。
私はこの世の中で一番カエルが嫌いだ。
やつの形も動きも許せるところはひとつもない。
そんな奴が家の中で跳ねてやがる。
「きさま～。」
触れるわけもなくまずはスーパーの袋に追い込む作戦でいってみた。
ドアの際に居たのでパンにドアの向こうから衝撃を与えさせてみた。
ガサッツ。
袋の入り口に乗ったがこれを誰がどう持ち上げるかでもめていたら奴は出てきやがった。
ギャー！！
奴のジャンプにのどが痛くなるほど悲鳴をあげるパン、ウォンそしてまみ。
そうこうしているうちに奴はドアの下をくぐりぬけた。
ギャー！！！
そっちはうち達が寝る部屋だよ！こんな時間、当然布団も敷いてあるよ。
うち達のパニックをよそに奴は跳ねまくる。
パズルの空き箱に乗ったところで、次の作戦。
昨日もらったばかりの携帯のパンフを広げ、空き箱にふたをした。
中にいるかもよくわからぬまま、「通り道を作ってよ。この手動かせないから。」
とパンに指示してゆっくり玄関へ。
空き箱とパンフごと夜の闇に投げ捨てた。
そこで離れてみていたウォンが
「ほんとに出た？」と一言。
携帯のライトを点けて外に出た。
だが奴は見当たらない。
「もしや」とパンフを持ち上げると、なんと奴がこっちを向いて立っている。
（すわっているなのか？）
「いたいた、いたよ。」家に入れてもらってもドキドキ。
それから奴の通り道にあったものをすべて処分し、雑巾がけをして今になってしまった。
私の学習時間は、奴に奪い取られた。
許さない。奴もその仲間たちも許さないぞ！

これが今日のまみの恐怖体験でした。