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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:映画-さ・た行
-2008年作品-
[監督]八木毅 [出演](マドカ・ダイゴ) 長野博、(アスカ・シン)つるの剛士 (高山我夢)吉岡毅志、(ヒビノ・ミライ)五十嵐隼士 (ハヤタ・シン)黒部進 、(モロボシ・ダン)森次晃嗣 (郷秀樹)団時朗 、(北斗星司)高峰圭二 ▲似顔絵はダイゴ役の長野博さん ---------- 実は観てたんですヨ、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』 しかも一人で映画館に行ってたんです、40男が。 どうしても娘が観に行かないと言うので、一人で行ったのでした(笑) それで観た『大決戦!超ウルトラ8兄弟』、なかなかおもしろかったのですが、そのおもしろさというのが、どこか『Allways:3丁目の夕日』的なおもしろさだったのです。 (と言っても『Allways:3丁目の夕日』を観てはないのですが(笑)) つまり、あんなのあったよな、懐かし~い的なおもしろさなんです。 【TVウルトラマン・ネタ】 この映画はウルトラ・シリーズのパラレル・ワールドで、怪獣のいない世界という設定。 その世界に怪獣が現れ、ウルトラ・シリーズの世界からやってきたメビウスが、一般人であったダイゴ(長野博)達と共に戦うという物語。 (ウルトラ・シリーズの世界と、微妙にリンクしているというのがミソ) 最初、ウルトラ世界の人物ではないということで、ちょっと心配だったのですが、そこにTVのウルトラ・ネタをチョコっとずつ絡ませるというのが、ファン心理をクスグってくれるんですネ~。 たとえばこの映画に出てきた、『帰ってきたウルトラマン』の小ネタ。 (自分は『帰ってきたウルトラマン』が大好きだったんですよネ~) この世界の郷秀樹(団時朗)は坂田モータースのオーナーなんだけど、その事務所には坂田健(岸田森)の写真が飾ってある。 ウレシー! そして郷はレーシングカーを造ることを夢みているのですが、その車の名前はもちろん「流星号」。 ウレシー!! そして映画の途中、瓦礫の下敷きになりかかった老人を、アキが助けようとしてケガを負い病院に運ばれるシーンがあるのです。 このシーンではグドンとツインテールが出た『二大怪獣東京を襲撃』の回の、アキが友達を助けようとしてケガを負った場面を思い出させてくれました。 その他にもたくさんのウルトラ・シリーズネタを、ちょこちょこ挟んでいました。 それとこの映画にはウルトラ俳優勢揃いであるのですが、ヒロイン女優も勢揃い。 『ティガ』のレナ(吉本多香美)、『ダイナ』のリョウ(斉藤りさ)、『ガイア』の敦子(橋本愛)、『マン』のアキコ(桜井浩子)、『セブン』のアンヌ(ひし美ゆり子)、『帰ってきた』のアキ(榊原るみ)、『エース』の南(星光子)、と全員が登場。 凄いですネ~(笑) ウルトラ・ヒロインをずらっと見られるというのも、ウレシかったです。 レナ役の吉本多香美さんはハヤタ役の黒部進さんの娘ということは有名ですが、アキ役の榊原るみさんと夕子役の星光子さんの実の娘さんが、それぞれの娘役で出演していました。 (メグ役の松下恵さんと七海役の紫子さん) こ、これはもっと凄い!(笑) しかも二人ともお母さんにソックリなんですよ。 ちょっとウケてしまいました(笑) この映画、自分はなかなか楽しめました。 けれどパラレル・ワールドということで、登場するダイゴや郷は、自分らの知ってるダイゴや郷ではないというのが、やはりチョット残念でもありました。 (いくら今までのウルトラ・ネタを入れたとしても) そして逆に、良く言えば同窓会的、悪く言えば内輪ネタの映画ような感じもしました。 自分なんかはそのネタもある程度わかり楽しめたのですが、全く知らない子供達はどう感じたのでしょうか。 +++++++++ ▲パンフとわが家にあったウルトラ人形 ▲前売り半券と入場時にもらったカード +++++++++ 大決戦!超ウルトラ8兄弟 メモリアルボックス(初回生産限定) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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