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カテゴリ:将棋
JT杯プロ公式戦トーナメント 準決勝 藤井聡太JT杯覇者対広瀬章人九段 先手広瀬九段後手藤井JT杯覇者 戦型 相掛かり 先手が横歩を取ると、後手は1筋の歩を突き捨てた。 角交換を済ませてから、34手目4四角打。後手から積極的に仕掛ける。 38手まで進み、39手目が封じ手となり休憩 休憩後、先手の封じては1八歩。 46手目4ニ玉。右玉ではなくこちらに動かしたた。 56手目6五桂。桂馬を跳ねてついに戦いがスタート 7七桂、9四歩、6五桂、同歩、同銀、8五飛、7五歩、同飛、7七桂打、8五桂打、7六歩打、7七桂成、7五歩、7八成桂。飛車と、銀金の2枚替えだがまだ互角。 71手目8一飛打。5一桂打と受けたところで先手有利に。 9一飛成、6六歩打、同歩、7七成桂、7九香打、6八金打、4九玉、7九金、2六歩打、3五歩。 83手目9ニ龍。先手はここで反発 3六歩、5四銀、3七歩成、同飛、3六歩打、同銀、2三玉、4一角打、3ニ歩打、6三銀。先手の攻めが決まり、勝勢まで傾いた 94手目2六角。眠っていた角を使い活路を求める。 5ニ龍、4六香打 97手目4七銀。受けに回ったところで一気に先手有利まで差が縮まった。 3七角成、同金、4七香成、同金、6八飛打、 103手目5八香打。合駒に香車を使ったことで、ついに後手有利に 6七成香、5九金打。がっちり金を打って受けたことでまた先手勝勢に傾いた。 3四桂打、3五歩打、4六桂、同金、3七銀打、同玉、5八龍、4七金、6三桂打、3四歩、2六銀打、同玉、2五歩、同銀、1五金打、3七玉、2五金。 127手目3三歩成。ついに先手が決めに入る 1四玉、3ニ角成、2三歩打、2四金打、同玉、2三と金、同銀、同馬、4一角までで後手が投了 137手で先手の広瀬九段の勝利 広瀬九段が藤井JT杯覇者の猛攻を凌ぎきり、見事勝利で決勝へ駒を進めた。 相掛かりで真っ向勝負を選ぶと、中盤のねじり合いで、金銀を見捨て飛車を取ったところで有利に。 その後差を広げていくと、終盤藤井JT杯覇者の猛攻を凌ぎ、勝利を掴んだ。 広瀬九段は勝つのが大変だと最後コメントしていた 3連覇を阻まれた藤井JT杯覇者だが、94手目の2六角が凄まじかった。 そこから、広瀬九段に対応を迫り、一時期は後手有利まで持ち込む豪腕ぶり。 負けても見せ場と強さを見せつけるのは流石だった。 3連覇はならなかったが、藤井JT杯覇者ならまた来年勝ち上がってくるだろうという安心感がある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.02 20:51:28
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