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カテゴリ:受粉活動
ようやく梅雨明け宣言が出され、朝からうだるような暑さ。
夕方から夕立があり、気温は10度下がり23度にまでなった。 本日 ようやく蜂場に蜜蜂達が帰って来た。 一番長いもので7カ月もの間、ポリネーション活動に 果樹農家様を転々と可愛がってもらった群もある。 ![]() 12月中旬のイチゴハウスから始まり、梅・菜の花・柿・栗 そして最終のメロンハウスまで、長い旅の疲れを 明日からは涼しい蜂場で、羽を休める事なく 山の蜜を集める事でしょう。 今回、初めての実験で、夏場のハウスポリネーションを 閉鎖空間で行った。 通常、夏場のハウスポリネーションは両サイドを開放し、 ハウス内の植物にも、ハウスの外の植物にも訪花出来るように するのだが、今回はビニールハウスのメロンにしか、 訪花出来ないようにハウスを締め切った。 メロンハウスのポリネーションとしては長めの11日間 行ったが、やはり蜜蜂達には負担が大きかったようで、 蜂数を極端に減らした群もあった。 ![]() 結果、夏場の閉鎖ハウスのポリネーションの限界期限は 3週間程度と予想される。 それ以上だと、復活できない群も出てくるとの見解に至った。 しかし、結実の効果は、手交配よりも優れ、果実農家様も ビックリしておられました。 ハウス入所直ぐに交配したメロンは、20cm近くにまで 大きくなっており、メロンの成長の早さににも驚かされました。 ![]() 今回、もう一つ興味深い実験を行った。 今回の閉鎖ハウス実験は、4棟のハウスで行い、 その内2棟が日本ミツバチ、あと2棟がマルハナ蜂で行った。 閉鎖ハウスでも良好な結果が出た事とは別に、 両者の交配果実に どの様な違いが有るかが とても興味深いものが有ります。 また、後日ご報告させて戴きます。(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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