大和絵の至宝 その25
【花下遊楽図屏風】 江戸時代の六曲半双屏風です。 早く、こんなうららかな日和が来ると良いですね。 今年はちょっと、異常ですから。 遊楽図が描かれると言う事は、町人文化の円熟を裏書していると思います。 鷹狩り、花見、きのこ狩りの絵まで、描かれた時代。 日本は豊かな風土と、繊細な民族性と、美味し良き国柄なんです。本来は。 この後、ペリーがやってきて、おちおち遊んでいられなくなったのですから、 大きく歴史を捉えてみると、鎖国していたほうがシアワセ?? 部分をお楽しみ下さい。大和絵の真骨頂を楽しむことが出来ます。 実に美しいものです。