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例年桜の開花と共に、日本橋三越で開催される春の院展。
今年は、大震災の影響でどうなることか、と懸念されていましたが、各方面のご尽力により、まずは平静に開催の運びとなります。初日のレセプションは、中止。デパート側も、節電その他諸々の心配りをしながらともかく春のひと時を文化で彩る催事をなんとか無事にと、努力してくれています。 春草が亡くなって、100年。・・・・大観、春草始め草創期の院展の屋台骨を作って下さった大先輩方が、今回の会場に観に来られて、どう、批評して下さるか??? 常に私の脳裏には、このことが重く、のしかかります。 あまりの悲惨さに激怒される?か、モーちょっと、何とかならんのか!とか、あきれて、物が言えない?のか、、、。大東亜戦争の終結直後から始まった“春の院展”は、戦後の荒廃を癒す、いくばくかの貢献を続けてきたのです。 しかし、続けてきた意味はあるものの、その中身が問題であるのはいうまでもありません。 私は、春草に尋ねたいことがあります。その思いは年々膨らんできているのですが、“このままでよいでしょうか?”という問いかけです。コノママデヨイハズハアリマセン、との答えがいつも返ってくるのです。 ★ ★ ★ 私の出品画は、“いく春も(後桜町天皇)”と、題した50号の作品です。 6階のギャラリーでは、同人(審査員)三十数名による小品展も。 どうぞ、ご高覧お願いします。 ![]() 6号小品 “星に希ひを” (6階画廊) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月27日 10時36分12秒
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