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2007年04月04日
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米国によるイラク占領政策の失敗についてボブ・ウッドワードは著作「ブッシュのホワイトハウス」の中で「3つの大きな過ち(脱バース党、イラク軍解体、指導層の追放)」が原因であったと述べている。フセイン政権下ではバース党やスンニ派が官僚機構や警察・軍隊組織を独占していたことはよく知られている。

イラク戦争終結直後のイラク復興責任者であったガーナー陸軍退役中将は治安維持や戦後復興を円滑に行うためこれら組織の復活を進めていた。ところがガーナーは突如中途で解任され、後任のプレーマーはブッシュ政権中枢(チェイニー、ラムズフェルド)の意向を受け旧組織を末端に至るまで徹底的に解体した。

そのためバース党やスンニ派は地下に潜り米軍を相手に徹底抗戦し、一方実権を握ったシーア派はフセイン時代にスンニ派から受けた虐待の報復に走り両派の紛争を深刻なものにした。現在米国は、一旦解体したイラクの軍隊や警察を多大な時間と費用を掛けて再構築しているが、いまだに治安維持能力は不十分で米軍はイラクから撤退できないでいる。

ボブ・ウッドワードは「ガーナー陸軍退役中将が上司のラムズフェルドにプレーマーの過ちを報告し改めるように求めたが握りつぶされた」と述べている。またブッシュに直訴しようと思ったがブッシュ政権内はチェイニー、ラムズフェルドの楽観主義の影響でとてもそのような話をだせる雰囲気ではなかったと生々しく語っている。

ガーナーはイラクの官僚組織や軍隊警察組織を全面解体するという重大事が、国家安全保障会議を通さず命令者もはっきりしないまま進められた不自然さを悔しがっている。また全面解体の理由としてラムズフェルドはガーナーに「解体しないとフセインの影響を受けた組織が反乱を起こす」と言っている。

しかしヒエラルキー組織ではシャッポさえ取り替えれば何とでもなるのが常識である。解体指示の黒幕はどうやらチェイニーであったとボブ・ウッドワードは述べているが、彼の狙いはどうみてもイラクの戦後を混乱の渦に巻き込み「軍産複合体」のために戦争を継続することだったのかもしれない。そして結果はその通りになっている。





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最終更新日  2007年04月04日 07時40分18秒
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