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喫 茶 去

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2007.11.06
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カテゴリ:独り言
   CIMG3111-2.JPG  

   図書館に行ったら、庭が落ち葉で覆われていました。
   ここだけ一足早く秋の終わりが来たような感じでした。
   この季節になると、口ずさんでしまう歌があります。



                晩 鐘

                
       風花がひとひらふたひら君の髪に舞い降りて
       そして紅い唇沿いに秋の終わりを白く縁取る
       別れる約束の次の交差点向けて
       まるで流れる水の様に自然な振りして冬支度

          僕の指にからんだ 最後のぬくもりを
          覚えていたくてつい立ち止まる

       君は信号が待ち切れない様に
       向こう岸に向かって駆けてゆく
       銀杏黄葉の舞い散る交差点で
       たった今風が止まった




       哀しみがひとひらふたひら僕の掌に残る
       時を失くした哀れ蚊の様に散りそびれた木犀みたいに
       眩暈の後の虚ろさに似つかわしい幕切れ
       まるで長い夢をみてたふとそんな気がしないでもない

          心変わり告げる 君が痛々しくて
          思わず言葉を さえ切った僕

       君は信号が待ち切れなかっただけ
       例えば心変わりひとつにしても
       一番驚いているのはきっと
       君の方だと思う

       君は信号が待ち切れなかっただけ
       流れに巻かれた浮浪雲桐一葉
       銀杏黄葉の舞い散る交差点で
       たった今想い出と出会った


                          さだまさし (1977年作)




   私の大好きな曲「晩鐘」
   「風見鶏」というアルバムに入っています。


   昔、このアルバムを録音したテープを、私に下さった方がいました。
   さださんのファンになったきっかけの思い出のアルバムです。





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最終更新日  2007.11.06 22:08:50
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