カテゴリ:独り言
後期高齢者医療制度やガソリン税の暫定税率復活によって、
またまた地方の弱者が生き難い世の中になってしまった。 移動手段を車に頼らざるをえない人々が地方には沢山いる。 自動車利用者に負担させているガソリン税や重量税などの道路特定財源が、 6月に開通する東京メトロ副都心線建設に530億円も使われていたりする。 どうして地下鉄なわけ? 地方にこそ道路が必要なのに・・・。 少ない年金から、もっと負担を強いる高齢者に血も涙もない制度。 国の役人や政府与党の人間は、本気で弱者を切り捨てようとしているようにしか見えない。 国民から集めたお金を、別の所に湯水のごとく使い果たす無能さ、したたかさ。 一揆がおこらないのが不思議なくらいだ。 「自己責任」や「改革を止めるな」という言葉であおり、 競争社会の中で勝ち組だけを残し、弱者を自然淘汰させ、 貧者がいなくなることを本気で望んでいるのではないだろうか。 19世紀後半の社会進化論を提唱した社会学者のスペンサーという人は、 社会の発展について、このように述べている。 「一方で発達のもっとも遅れた者を排除することで、また一方では生き残った者たちに決して止むことのない試練を課し続けることによって、自然は生きる者の存在の理由を与えているのであり、その理由に合致し、また真に理解する者だけが、今後も行き続けるであろうし、そのようにして生き残る者が、社会の進歩を確実にするのである。」 私は社会主義者でもないし、この学説が正しいかどうかもわからないけど、 100年も前の言葉が、今の日本にもあてはまるようだ。 人間の本質はそれほど変わらないから。 そういえば、優秀なDNAだけを残し進化して行くアメリカ映画があったような気がする。 劣ったDNAも弱者もいらない、エリートだけの社会。 政治家や官僚たちは、国民の方など向いていない。 すべて自分たちに利益になる都合のいい方法ばかりを考え出す。 地方や弱者を早く淘汰させようという大いなる陰謀が、 永田町・霞ヶ関界隈で秘密裏に進められているのではないのかと思ってしまう。 4月に初任給をもらった新入社員の給料の使い道は、一番が貯金だそうです。 若者にもそれほど不安な気持ちにさせる国になってしまったということだ。 愚かな人達が動かす国であるが、幸いなことは、 誰よりも国を思い国民を思い、毎日祈り続けている天皇陛下がいらっしゃること。 福田さんが日本のてっぺんにいたら困りますから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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