カテゴリ:独り言
![]() (実家の庭の花) 昨日、実家に行って掃除をして来ました。 右足が不自由な母ではあるが、自分で出来ることは極力自分でしているので、 家の中は比較的きれいにしている。 だから、介護というほどのことではないが、 自由に身体が動かないので、力のいる掃除は手抜きになっている。 親に対する思いというものは、育ち方の違いで人それぞれ大きく違う。 母親というものはこういうものだ、という決め付けはできない。 一週間前、姉から電話があり、母に対する不平不満、愚痴を聞かされた。 同じ親から生まれ、同じ家で育っていても、こうも見方が違うものかと感じさせられた。 昔の私と姉は感じ方も似ていたので、意見が一致していた。 いつも共感して仲が良かった。 それが今では全く違う見方をしている。 暮らす環境が思考を大きく変えてしまったためだろう。 母は昼食をたべながら、姉の変化を話す。 私は姉の話も聞いていたので、内容を把握することが出来た。 兄弟(姉妹)というものは、同じ親から生まれてきても、 魂がまったく違う存在だと言われている。 私たちは肉体を借りている存在だと言われている。 昔の姉は面倒見がよく、母にも私にもあれこれと気のつく人だった。 それがほとんど無くなり、変わってしまった。 姉の欠点が私には今よく見える。 しかし、人は自分が正しいと思って生きているので、 指摘しても否定されそうで言えない。 私も年をとれば、いずれ力関係でわが子と逆転する。 そうなった時、私も子どもたちに疎まれる存在になるのかどうか。 親子関係は、血が繋がっているだけに厄介な関係である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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