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今日のNutritionの授業内容は、Gastrointestinal Ecologyでした。Orthodox Medicineで軽視されがちですが、Naturopathyの分野ではもっとも重要な分野の一つのようです。
Ecosystemといわれますが、私達人間の体のなかも、そして外の環境もEcosystemのバランスがとても重要ですね。 Gastrointestinal Tract(消化管)のなかの微生物(主としてバクテリア)がImmune System(免疫系)にどれだけ貢献しているかは計り知れないほどです。 体の中のバクテリアはResidentとTransientと二つの形がありますが、たとえば口の中には10の11乗ほども、その消化管の粘液膜の中にいるそうです。口の中から、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸それぞれその数も違っているようです。 そして、ナチュロパシーの栄養学の考え方のなかで、重要なことのひとつに、個人個人がその栄養環境に全く独自の反応を示すことが念頭にありますが、 その理由のひとつに、ここで出てきた考え方、 それぞれ個人がまったく固有の独自の微生物の構成をしていて、誰一人同じ構成の人がいないこと、が考えられますね。 とても面白いですね。 それで思い出しましたが、抗生物質でその体の中のエコロジーに変化を与えてしまうことで、たとえば、逆に、口の中に虫歯を作りやすい環境にしてしまったり、あるんだなあと考えました。抗生物質の内服が体に与えている影響も計り知れないですね。 ナチュロパシーの分野から栄養学を勉強していますが、とっても興味深いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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