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テーマ:心の病(7312)
カテゴリ:長寿
先日、厚生労働省からの発表で、2005年の日本人の平均寿命が男性は78.53歳、女性は85.49歳で、前年よりそれぞれ0.11歳、0.10歳短くなったとされていました。男女ともに平均寿命が前年を下回ったのは、1999年以来の6年ぶりという事で、女性は21年連続で世界一の座を確保しましたが、男性は前年の2位から4位に後退、32年ぶりにベスト3の座を明け渡した事になります。
要因としては、インフルエンザ流行による死者数増加などが響いたとされ、昨年は春先にインフルエンザが流行し、3月の肺炎による死亡数が前年同月比43.1%増となった事や、自殺の増加傾向が平均寿命の短縮に繋がったと分析されています。男性部門のトップは香港、アイスランド、スイスとなっているそうで、3位のスイスとはわずかな差でもある事から、また上位へと上がっていく可能性はあるそうです。 平均寿命が今後延びていく傾向に変わりはないと分析されていますので、トップへの返り咲きも難しくはないのかもしれませんが、高齢化が問題とされている状況では、手放しに喜べる事と捉えられるのか微妙な感じがしてしまいます。 上位への返り咲きに伴い、高度医療の発達や食育の普及などで寿命が延び、長寿を喜べる社会になっていく事を願いたいと思います。少なくとも、ランクを下げる原因が自殺にある事だけは避けて欲しいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月29日 07時38分26秒
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