テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:囲碁
前回の局面からの進行は以下。 実戦図 黒1は打つ必要はないが、以下黒5が決め手。5が上下の白に利いているのだが、上の利きは実戦だと見落としそうな面白い形。(黒3では、おそらくもっと簡単な手があるが後述) 参考図1 実戦は白が上を受けて右下白石が取られたのだが、右下を助けると上図のように劫になる(白ヌキに突っ込み)。4の切り込み一本が珍しい筋で面白い。 詰碁として出されればそれほど難しくないかも知れないが、実戦の秒読みであっさり読んでいるのは、プロだから当然とは言えさすがに鍛えが違う。 参考図2 後で考えると、黒は上の参考図でも手になっている。これなら下がりの利きは分り易い。黒から無条件の利きで、地も少し得に思うが、より華麗な手で観戦者を驚かせようとしたのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[囲碁] カテゴリの最新記事
|
|