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碁法の谷の庵にて

 無謀な希望もかない、ちょっと燃え尽き気味な人間のふたまた日記です。
 ブログ主は大学法学部4年のころからこのブログをやってきましたが、大学院を経て現在弁護士となっております。

 旧名「囲碁と法律の雑記帳」ですが、開設500日に題名を変更しております。

 リンクはご自由にどうぞ。

 一般の人たちが細かい法解釈論の勉強をする必要はありません。
 ただ、自分達に納得できない法制度がどうしてあるのか、「どうしても納得できない!」だけではなく、「よーし、納得してやろう」と、自分達の理解力を高めるという方向でも考えて行ってもらいたいと思います。


 記事数が膨大であるため、現在正しくなくなっている記述が放置されている可能性が多々あります。
 その点は注意してお読みください。(ご指摘いただければ訂正を入れます)
2019年02月19日
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テーマ:囲碁全般
カテゴリ:囲碁~それ以外
さて、突然ですがここで囲碁に関する「棋力に関係ない」問題です。
 答えは問題文のすぐ下にありますので反転して読んでください。

第1問


「碁盤の材料として最高の木材とされるのは?」
A:かや(榧)の木。量産品はかつら(桂)の木が多い。

第2問


「碁盤の木目によって同じ木材でも価値が分かれると言われますが、どんな木目が最高品?」
A:柾目(まさめ)と呼ばれる木目が最高品。板目(いため)もあるが、価値はある程度落ちるとされる。

第3問


「目碁って何?」
A:賭け碁のうち、何目差で負けたかまでを賭けの対象にするもの。

第4問


「白石の材料として最高のものとされるのは?」
A:ハマグリの貝殻。ちなみに黒石は「那智黒」と呼ばれる石。

第5問


「碁笥の材料として最高のものとされる樹木は?」
A:桑の木。特に御蔵島などから産出される「島桑」が珍重される。

第6問


「大手合ってどんな手合?」
A:段位を決定する手合い。置き碁があったりもした。現在は既に廃止されているが、ヒカルの碁でもちらっと言及されていたりする。

第7問


「かつて九段は名人・八段は準名人と呼ばれました。七段は?」
A:上手(じょうず)

第8問


「江戸時代の囲碁家元4家。本因坊の他には何家がある?」
A:安井・林・井上の3家。

第9問


「第一回囲碁殿堂で顕彰されたのは誰?」
A:徳川家康・本因坊道策・本因坊(跡目)秀策・本因坊算砂

第10問


「「先相先」の意味は?」
A:三局に二局コミなしの黒を持つ手合い。

第11問


「欠け眼活って何のこと?」
A:全体の石がつながっている関係で欠け眼しかないのに生きている状態。「発陽論」などに欠け眼活で生きる詰碁もある。

第12問


「「征」の文字をあてる囲碁用語は何?」
A:シチョウ

第13問


「日本最古の碁盤はどこに収められていますか?」
A:東大寺・正倉院

第14問


「名人戦を主催している新聞社はどこ?」
A:朝日新聞社

第15問


「爛柯(らんか)という囲碁の別名がありますが,なぜ囲碁を爛柯というのか説明しなさい。」
A:囲碁を見ていたら斧の柄(=柯)が腐り落ちている(=爛)ほど長い時間が経っていたという故事から。

第16問

「秀哉忌って一年のいつ頃?」
A:1月18日

第17問


「1980年代から90年代前半に中国棋士に圧倒的勝率を誇り、中国で「鬼」と呼ばれた日本棋士は誰でしょう?」
A:小林光一九段

第18問


「三国志演義に登場する関羽は、碁を打ちながらあることをしたことで知られています。何をしたでしょう?」
A:腕を切り開いて手術をした。対局相手は特に優れている者を指す「白眉」という言葉の由来となった馬良。


 私がとっさに思いついた囲碁の「棋力とはほとんど関係ない囲碁雑学問題集」です。
 私がたまたま知っているものだけ、とっさに思いついたものを並べただけですので、問題の種類にも偏りがありますし、私自身答えを知らない問題も思いついたのに外していたりします(汗)。
 品質の保証はしませんが、15問以上解けたら結構詳しい方じゃないでしょうか。




 さて、この手の「囲碁に対する教養」って、棋士や院生の皆さんはどこで身につけているのだろう?
 それ以前に知っているのだろうか?という点がふと気になりました。

 私はプロ試験や院生試験は経験したこともありませんが、筆記試験は特になかったと聞いていますし、その試験のために勉強する、ということも考えにくいと思います。
 私個人的には、小さい頃に読んだ囲碁書籍や雑誌のコラムなどが主要情報源ですが,その後も囲碁関係の記事などを追ったり、ウィキペディアなどで関係記事を読んだら書いてあって「へー」と思うこともしばしばです。


 プロ棋士は、圧倒的な棋力が必要なのは当然としても、仕事として囲碁を扱う以上、こうした囲碁教養についても、ある程度は知っておいた方が良いのではないでしょうか。
 また、日本囲碁規約にも精通している必要があるでしょう。審判長としてアマチュアの大会に呼ばれたプロ棋士がありがちなトラブルにも対処できないのでは困ってしまいます。
 無論、これらの知識は、棋力に比べれば簡単に身につくものだと思いますので、これらについてはプロになった上で各人の勉強にお任せする、ということなのかもしれませんが…

 囲碁道場とかでもこういうのをきっちり教えている道場は聞いたことがなかったりします。
 大学時代の囲碁サークルとかでも特にこういうのが話題になった記憶はありませんし…


 ちなみに将棋界では将棋文化検定という盤上の駒とは関係ない将棋の文化的側面に着目した検定が何度か開催され、現役将棋棋士も受験していたそうです。(クイズに造詣の深い事で有名な森内俊之九段など)
 囲碁界もそういうのやってもいい気もします。



 ある程度は内情を知ってると思われる院生経験者の皆様やプロ棋士の皆様、もしこの記事を読んでいたら、その内情をこっそり広めていただけると幸いでございます。






最終更新日  2019年02月19日 23時10分06秒
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