仙人? はたまた 大富豪?
村長選が始まった。現村長は4年前の選挙で、給与を30%削減し、今回もそれを持続するという。新候補の公約は「村長給与を40%削減」と掲げた。いったい、村長てどのくらいの給与なの?と、毎年広報を通じて公表される「村職員の給与表」を見た。理解できない点をいくつか役場に行って聞いてきた結果…(今頃理解できないという村民も嘆かわしく………シュン)村長職 現在 月額:770,000円 の30%減で 539,000円支給 この他 期末手当:3.3月で1,778,700円が支給されるただし、期末手当には全国レベルで40%加算されるそうだ。(一般職員にある勤勉手当・扶養手当・寒冷地手当が特別職にはないため、それに見合う額を支給するための補正と思っていいかも)また、退職金は削減ベースでなく、基本ベースで計算される。新候補が提示している40%削減の場合は 月額:77,0000円 の40%減で 462,000円 期末手当:3.3月 1,524,600円 ここに40%加算されるのは同じ 月額46万~53万円って、田舎で見ると結構な高給だと思うけれど、都会や大会社ならば、下級もしくは中級管理職程度ではないだろうか。前回、30%削減を知った時に、そんなに減らしていいものかと疑問に思った。今回、新候補が40%削減を出したとき、思わず「うっそー!」。失礼ながら、霞を食べる? 鳩さんのように財産を相続した?少ない村財産を思ってのことだろうが、その心意気は有り難く頂いて…でも、給与の削減率なんていうところで、選挙戦を戦ってほしくないと、私は思うのだ。ほとんど私的時間など持てないだろう小さな村の長である。私なら、もとい、私が村長に希望したいのは給料の削減競争よりも、多方面に多項目出したマニュフェスト(どちらもこんなにたくさん出して大丈夫だろうかと、素人ながら思う)を、当選後、誠心誠意を尽して実現してほしいということだ。