去年10月に郵政民営化法案が成立して以降、私は自民党と民主党の違いが分からなくなった。
自民党は「憲法改正」や、悪法と言われる「人権擁護法案」を提唱する議員がいる(もちろん反対派もいる)し、靖国参拝に積極的な人もいる。しかし民主党にもそういった類の人もいる。要するに民主党議員でありながら、憲法改正、靖国参拝に賛成、さらには人権擁護法案にも賛成という議員がいるそうだ。
違いはどうなんだ!?自民党と民主党って一体どう違うのか?民主党には社会党出身の人もいれば、自民党から来た人もいるし、民社党から来た人もいる。もちろん小沢さんの自由党から来た人もいる。民主党はいわば「寄せ集め軍団」だ。韓国の新聞も「ビビンバみたいだ」と揶揄している。
郵政民営化の場合、自民党は賛成、民主党は反対とはっきりと(?)別れていたが(自民党内にも造反議員がいたのは周知の通り)、それが成立してしまってからは違いが全く分からなくなった。
特に前原さんが代表になって以来、憲法改正に意欲的になっているらしく、長期的には自民党と大連立を組んで憲法を改正しようとする動きもあるそうだ。さらには中国脅威論を唱えたりと…もう、きりがない。
いずれにせよ、今の状態では民主党は一体長期的に見て、仮に政権を取ったときにどういうことをやりたいのか、はっきりしないと思う。
ちょっと話は脱線するが、アメリカの2大政党といえば共和党と民主党だが、その違いは「政策の色合いの違い程度」だそうだ。日本の自民党と民主党もこのケースにあたるのだろうか?
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