伊勢・神戸旅行の4日目である。この日は、関西の私鉄車両の撮影や伊丹空港の見学がメインだ。
朝8:30、親戚の家を出発。この日の神戸の天気は曇り時々雨だそうで、折りたたみ傘を持っていく。高速神戸駅まで徒歩10分。ちょっとつらいが、先日書いた通り、神戸高速は安いのだ。そして8:55発の阪急電車(特急・阪急梅田行)を待つ。阪急電車に乗るのは実に約8年ぶりだ。
電車は定刻通りに出発し、花隈、阪急三宮と停車する。三宮でたくさんの乗客を乗せた。「関西と言えばJR西日本の1人勝ち」という印象が強かったが、去年の脱線事故以来、状況が変わってきたのかもしれない。というのはこの阪急特急の乗車率が私の予想より多かったのである。全ての席は埋まってて、結構立ってる人がいる、という状況だった。
三宮を出発した阪急特急はこの先、岡本、西宮北口、十三、終点・梅田の順に停車する。思ったよりもスピードを出す特急。昔から高速運転で有名であることを思い出した。ルートが遠回り(山沿いを走るから)だからスピードでカバーする、ということなのだろうか。西宮北口で各停からの乗り換え客を乗せ、少しだが乗車率アップ。このまま終点の梅田まで走る。
終点の梅田には9:28に到着。私は伊丹空港に向かう予定だが、その前にこの阪急梅田駅構内を見学することにした。はじめに「実に広い!」そりゃそうだ、9本の線路が集まってて、民鉄では第2位の利用者数(ちなみに第1位は東急渋谷駅)。改札機も40基以上。文句なしのターミナル駅である。
そして私も少し車両撮影。阪急電車はデザイン的に保守的だと感じるのは私だけだろうか。古参車から最新型車(京都線9300系)までみんな同じデザインである。伝統を重んじるというのが阪急の性格だ。首都圏のようにJRの車両デザインを真似するというのは絶対にしない。
一通り見たところで私は9:40発の宝塚行・快速急行に乗車。途中の蛍池で大阪モノレールに乗り換えだ。
そして出発の際の醍醐味が。有名な神戸線特急、宝塚線快速急行、京都線特急の3列車同時発車だ。なかなか面白い。抜きつ抜かれつの大接戦(?)になったかどうかは分からないが、十三で3列車は別れを告げ、それぞれの方面に向かう。十三を出た後は、豊中までノンストップ。神戸線に比べればスピードは控えめ。カーブが多いからだ。
しばらくして蛍池に到着。ここで大阪空港行のモノレールに乗り換える。大阪空港に着いたのは10時頃だっただろうか。私にとっては初めての伊丹空港だ。これで関西3空港(関空は’98年に行ったことあり)を制覇したことになる。(続く)
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Last updated
Apr 8, 2006 06:45:50 PM
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