12月29日(火)。この朝の仙台は晴れ。良い旅行日和だ。
6:30起床。シャワーを浴びた後、着替えて食堂に向かう。東横インおなじみの、おにぎり・味噌汁というラインアップの朝食だ。量的には小さいおにぎり4個ほどで十分だ。腹を満たせた後、出発の準備。7:30にカギをフロントに返し、チェックアウト。
山形へ行くにはまだ時間があったので、早朝の仙台を散歩することにした。宮城野区の宮城野大通りを東に歩く。年末の早朝であるせいか、歩いている人は少なかった。それにしても肌寒い。
榴ヶ岡公園を通り過ぎてさらに東に歩くと、宮城野大通の東の終点に着いた。ホテルを出発してからここまで15分ほどだったろうか。その突き当たりにあるのが、
クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城、または宮城球場)である。宮城野原公園総合運動場の中にあるこの球場は、いわずと知れた
楽天イーグルスのホームスタジアムである。
楽天の新規参入が決まった当初はかなり老朽化していた状態だったが、その後の改築により快適な球場に生まれ変わった。
なお、この宮城野原総合運動場の中には、他に宮城県が運営・管理する自転車競技場、テニスコートなどがある。
さて、球場を外から眺めた後は、宮城野原駅から仙石線に乗車して仙台駅まで行くことにする。Kスタ宮城の最寄り駅である宮城野原駅の出入口は
楽天イーグルスに合わせて
クリムゾンレッドで染められており、出入口から地下に通じる階段では、クラッチとクラッチーナのイラストが張られていた。
8:05発の普通・あおば通行に乗って移動する。なお、ここではせっかくなのであおば通駅まで一旦乗車してみた。実際に乗車してみると、終点・あおば通駅で降りる人は多かった。
この駅は青葉通の真下に位置しており、銀行の支店やヤマダ電機、ダイエー、ロフトといった大型店舗、様々なオフィスが立ち並んでいる地区だ。いわば、仙台の丸の内である。
私は乗っていた列車に折り返し乗車し、仙台駅へ戻った。仙石線に乗っての濃密な観光は終わりである。
ここから連絡通路を通って、仙山線に乗り継ぐ。だが、乗るべき列車の発車まで時間があるので、その間、列車を眺めていた。
普通・小牛田行き(8:30発)の719系。仙台地区の東北本線の列車はだいたい、小牛田行きか、遠くても一ノ関行きが一般的だ。
両方とも回送列車で並んだ。719系と701系。
次回は、いよいよ山形市に移動します。