岡田監督は想像もつかなかったことを考えてるようだ。2年前に15勝を挙げた小松を抑えに転向させようと構想を練っているのだ。
小松が守護神!岡田流配置転換!!(30日、デイリースポーツ)
小松が守護神にキターッ!!いうことよ-。オリックス・岡田彰布監督(52)が29日、キャンプ地の沖縄・宮古島入りし、オカダ野球の代名詞といえる終盤の継投リレーに、昨季開幕投手の小松聖投手(28)を投入する構想を明かした。08年に15勝を挙げながら、昨年1勝に終わったエースの不安を、視界を変えて“チャラ”にするという、岡田流の配置転換だ。
岡田オリックスは“KK”で守護神争いよ。オリックス指揮官として初のキャンプを前に、なつかしの宮古島に入った岡田監督が、最大の強化ポイントとする救援リレーで、サプライズ人事を敢行することを明かした。
「先に言うとくわ。小松を後ろにやろと思とるんよ」
小松は08年に15勝を挙げ新人王を獲得し、昨春にはWBC出場。だが開幕投手も務めた昨季は、わずか1勝に終わっていた。岡田監督も「あんまり見たことない例や」と、小松をいかに復活させるかに知恵を絞ってきた結論がこれだ。
「15勝した後に1勝に終わったピッチャーやからな。本人も不安やろ。どないして勝たしたろと思うよ。けど、目標を変えて、景色変えたったら、キャンプから“1勝”の話は吹っ飛ばせるやん。球の力はあるからな」
この小松を、同じく昨季不振からの復活に燃える加藤と守護神争いをさせる。また香月、大久保、菊地原、レスターら中継ぎ陣も競争させる。「最低3人必要や。七回以降は1イニング完了よ」。鉄壁のオリックス版・JFKを作り上げる。
「なんか本人がイベントで開幕投手目指すとか言うとるから、こら呼ばなアカンと思てな」。すでに21日にスカイマークの監督室に小松を呼び、配置転換と投げ込み指令を伝えたという。「頑張ります言うとったわ」。
白星を挙げ、お立ち台で「キターッ!!」の絶叫がおなじみとなった小松だが、今年はゲームを締めての絶叫パフォーマンスとなりそうだ。
(引用終わり)
オリックス版JFKというと2005年のKKO(菊地原、加藤大輔、大久保)を連想させるのだが、阪神で成功したことをオリックスでもやろうとしているらしい。小松の潜在的能力が高いことを期待しての配置転換だろう。
いよいよ明日からは12球団一斉にキャンプが始まる。宮古島と高知がキャンプ地となるのだが、様々な選手の調整がどうなっていくのか楽しみである。
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Last updated
Jan 31, 2010 10:41:27 PM
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