オリックスの内野の要である後藤がFA宣言を決意したようだ。
オリックスの後藤がFA権行使へ、宣言残留も視野(26日、朝日新聞)
オリックスの後藤光尊内野手(32)が25日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する意向を明らかにした。宣言残留も視野に、来季の去就について検討するとしている。
後藤はプロ9年目の今季、いずれも自己最高となる打率2割9分5厘、174安打、16本塁打、73打点を記録。高い身体能力を生かした二塁の守備にも定評があり、複数の球団が獲得に興味を示すと見られている。今季の年俸は5300万円だが、24日にあった2度目の残留交渉で、球団は1度目を上回る3年総額3億円での契約を提示したと見られる。主力の流出を避けるため、破格とも言える条件を提示した格好だ。(金額は推定)
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移籍を前提としたFA宣言ではないようだが、楽天が獲得に興味を持っているとの報道がある。楽天の補強ポイントは二遊間と三塁だ。三塁は中村紀洋が戦力外で抜けているために懸案となっているポイントだ。後藤は二塁、三塁、遊撃どれでもこなせる選手であること、また、後藤は秋田県出身なので、東北地方をフランチャイズとする楽天が「ぜひ地元出身の有力選手を!」ということで獲得に動いてもおかしくはないと思う。
オリックスファンとして言わせてもらうと、後藤はどうしても必要な選手だ!後藤の「他球団の意見を聞いてみたい」のような気持ちも分からなくはないが。
「世の中、金が全て」という意見には賛成できないが、後藤は1億円プレイヤーの資質を十分に持っている。後藤と似たような成績の横浜・内川は今季年俸が1億7000万円だ。ほかにも、巨人の坂本が8000万円、ヤクルトの田中浩康が7500万円。オリックスは「後藤はどうしても必要なんだ!」ということを熱心にアピールし、残留にこぎつけるべきだ!
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