オリックスの今シーズンが終わった。
最終戦の段階で西武と壮絶な(?)プレーオフ進出争いを繰り広げていたオリックス。オリックスのプレーオフ進出の条件とは、西武が負けるか、引き分けるか。つまりオリックスが断然有利な条件だったのだ。
それがどういうことだろうか。
H 100102000 4
Bs 000100000 1
勝:ホールトン(19勝6敗)
敗:金子千尋(10勝4敗)
セーブ:馬原(1勝2敗19S)
本塁打:バルディリス18号ソロ
緊張のせいで本来の力を全く発揮できなかったのか、それともソフトバンクのチーム力を完全にナメていたのかは知らないが、この完敗はどういうことだ。プレーオフ進出を逃したことで、金子千尋は試合終了後に号泣したそうだ。
オリ岡田監督CS逃す「力がなかった」(19日、日刊スポーツ)
「岡田ジェットコースター」の終点は、まさかのCS圏外だった。オリックスが引き分け以上でCS進出が決まるソフトバンクとの最終戦に、エース金子千尋投手(27)で完敗。大型連勝と大型連敗を繰り返した末に、9月15日から守り続けた3位の座を勝率1毛差で西武に逆転された。2年目の岡田オリックスは4位で終えた。
オリックスT-岡田がタオルに顔をうずめ、金子千はファンへのあいさつ中にぽろぽろと涙を落とした。エースが今季最短6回途中でKOされ、打線は散発4安打の完敗。CS進出の勝者と敗者を分けたわずか勝率1毛の差を、岡田彰布監督(53)は静かに受け入れた。
「振り返れば悔しいが、しょうがない。最後チャンスある中で力を出しきれんかったのやから。1年間の悪い面が(投打)両方とも最後に出たわな」
大型連勝と連敗を繰り返したチームが引き分け以上で自力でCS進出できる大一番で、力尽きた。
開幕前の楽天との練習試合。岡田監督は星野監督と打撃ケージの裏で2人だけで話し、こう言った。「うちのチームに優勝争いさせたい。その経験で絶対に選手が伸びる」。借金30のチームを託された09年秋から、指揮官の考えはここに尽きる。厳しい言葉で叱り、主力も容赦なしで2軍に落とす「怒将」スタイルは、すべて強化のため。コーチにも厳しい言葉を向け、嫌われ者になった。「ホンマなら怒りたくないで」。車の中で漏らしたこともある。
「怒将」は良くも悪くも大きく作用した。特に今季、大型連敗の歯止めが利かなかった。ある主力は「ベンチの空気をなかなか良くできなかった」と下を向いた。相手だけでなく、ベンチの重苦しい空気と戦っていた。本当はそこも乗り切る力をつけてほしかった。
144試合を終えあらためて愛のムチを打った。最大の矛先は4番に向いた。
「T(-岡田)は1年間、打撃をしてない。辛抱して使ったけど、今年はお仕置きの意味の4番よ。外すのは簡単。本人が野球人生にどういう形で接していくか。来年は4番打たさんよ」
就任1年目の5位から1つ順位を上げての4位。「ここまできたが、本当の意味で力がなかった。こういう経験でき、負けたことで何か得るものある。心に刻んでやってほしい」。最後まで厳しい姿勢を貫いた岡田監督の2年目が終わった。
(引用終わり)
でも喜ぼう!
あえて4位になることで、訳分からないままプレーオフを戦い抜く必要がなくなるのだから。例えオリックスが3位でプレーオフに進出し、突破し、日本シリーズまで行ったとしても、私は憮然とした表情で見てるだろう。
一方で岡田監督も続投がほぼ確実となり、来季に向けてのチーム作りが本格的に始まる。来年こそ、リーグ優勝しての日本一を目指すぞ!
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Last updated
Oct 19, 2011 10:58:17 PM
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