リスボン市内散策の様子を
(その1)から続けてお伝えします。
7月27日(日)
私が宿泊したホテルは、
Turim Iberiaというところでした。
リスボン市中心部で闘牛場に近い場所にありました。地下鉄の駅から徒歩3分ほどで便利です。
とりあえずホテル内のレストランで朝食を済ませ(
10ユーロ也)、日本からのニュースをチェックして9時過ぎに出発です。
Campo Pequeno(カンポ・ペケーノ)駅から地下鉄を利用し、テージョ川のほとりにある駅、Terreieo do Paco(テレイロ・ド・パソ)駅へ。
地下鉄の駅から出たところ。
ハトがいるのはご愛敬です。リスボンにはハトがたくさんいました。
テージョ川のほとりにある大きな広場。
コメルシオ広場です。ここは観光案内所やリスボン・ストーリーセンターなどの観光名所があるほか、市役所や海軍省などが立ち並ぶ
官庁街でもあります。
反対側に目を向けると・・・。
テージョ川が雄大に流れていました。この川の源流はスペイン中部(スペインではタホ川と呼ばれています)。
とりあえずコメルシオ広場から西へ歩きます。
しばらく歩くと、ポルトガル国鉄のCais do Sodre(カイス・ド・ソドレ)駅に到着です。
ここからは大航海時代の舞台となったベレン地区や、かつてF1レースが開催されていたエストリル、ビーチリゾートの町・カスカイスへ向かうことができます。
ちなみに私がその時持っていた1日乗車券で電車に乗ろうとしたところ、駅員に「乗れない」と言われたので考え直すことにしました。
余談ですが英語で質問してみたところ、通じました。
リスボン市内を縦横無尽に走る、黄色い路線バス。日本では幕張あたりでしか見られない連接バスです。
しかしこの日は日曜日。観光名所があるベレン地区へ向かうバス・路面電車は観光客でごった返していました。これでは当分乗れないと思ったので途中のSantos(サントス)駅まで徒歩で移動しました。
サントス駅から国鉄の電車に乗車し、Belem(ベレン)駅で下車。
そこで簡単な昼食をとり、またしばらく歩くと見えてきました。
発見のモニュメント(Padrao dos Descobrimentos)。
先端に立っているのは
エンリケ航海王子(1394~1460)。15世紀前半のポルトガル王・ジョアン1世の息子で、航海者を経済的に支援したことから、近代探検の父とも呼ばれています。
しかし彼自身は船酔いが激しかったために船に乗ることは滅多に無かったそうです。
ちなみに右から2人目はフランシスコ・ザビエル、左から3人目はヴァスコ・ダ・ガマです。
こちらは
ベレンの塔(Torre de Belem)。1520年に完成した要塞兼灯台で、世界遺産に登録されています。
こちらも日曜日とあってか、多くの観光客がごった返していました。
私が
7月29日の日記でアップした写真です。
この後は、リスボン市中心部のコメルシオ広場に戻ります。