川跡(かわと)駅で出雲大社前行きに乗り換えます。
(左)11:27発 出雲大社前行き(1000系。14列車)
(中)11:25発 松江しんじ湖温泉行き(5000系。317列車)
(右)11:28発 電鉄出雲市行き(3000系。312列車)
これから乗車する1000系は、東急1000系の中間車を先頭車化改造した上で2015年2月に導入されました。1000系は一畑電車のほかに上田電鉄や伊賀鉄道に譲渡されていますが、一畑電車での1000系は元々東横線に所属していた編成でした。ところが2013年に地下鉄日比谷線との直通運転が終了し、さらに副都心線乗り入れに非対応であるために東横線での運用がなくなりました。そこで大手私鉄では数少ない中型中古車として地方私鉄への譲渡が始まったのでした。
一畑電車では、1928年登場の一畑電車自社発注車・デハニ50形を模した塗装になっています。
川跡~出雲大社前間の大社線では女性アテンダントが乗務しています。大社線沿線の観光地(出雲ドームなど)の紹介などを担当しています。
川跡出発から約13分。
出雲大社前駅に到着。
駅舎はステンドグラスが飾られ、小さいながらも開放的な空間のようです。
外観はこんな感じ。廃止された旧JR大社線の大社駅が和風建築であるのとは対照的に、ヨーロッパの古い教会をイメージさせるような駅舎です。
しかし最大の欠点は、駅舎内にトイレがないこと。すぐ近くにトイレ用の建物があります。
デハニ50形。映画の撮影で使用されたこともあり、車内を見学することができます。
時刻はもうお昼時。少し腹ごしらえしてから参拝することにします。
(続く)