2015年12月28日(月曜日・1日目)、13時。出雲大社への参拝を終えた私はトイレ発見に手間取りました(境内にめぼしいトイレが無かったからです)。近くのコンビニのトイレを貸してもらい、そこから走りながら出雲大社前駅まで向かったのでした。今度の電車を逃すと、次は約1時間後。続いてこの日の目標である鳥取到着の時間もずれ込むことになってしまいます。
-これまでのお話-
その1 その2 その3 その4 その5 その6(以上、まだ1日目)
全力で走ったためか、何とか13:16発の川跡行き(17列車)に間に合いました。ロッカーに預けていた荷物を取り出し、1000系電車に乗り込みます。車内は座席がほぼ全て埋まっている状態で、かなり賑わっていました。
午前中に元来た道を戻り、川跡に無事到着。ここで出雲市行きに乗り換えです。ところが!
私「何だよ、これは!」
私が出雲のとある田舎の駅で目にした驚きの光景。
川跡駅の構内踏切を渡る人の多さ。年末という行楽シーズンであることを差し引いても、近鉄電車のラッシュ時の構内踏切の様子に負けないくらいの混雑でした。
一畑電車はこの川跡駅で、
出雲大社前行き、松江温泉行き、出雲市行きという3方向に向かう電車が同時に接続できるようにダイヤを組んでいるからです。これはかなり便利ですね。
(左)13:27着 私の乗車した
出雲大社前発・川跡止まり(17列車)
(中)13:29発 松江しんじ湖温泉行き(2100系。321列車)
(右)13:32発 電鉄出雲市行き(5000系。316列車)
電鉄出雲市行きに充当されていたのは5000系。こちらも2100系と同様、京王5000系を種車としたものですが、観光列車向けの改造をされたものです。
電車は10分ほどで終点・電鉄出雲市駅に到着。ここでJRに乗り換えます。
JR出雲市駅も改札に駅員が立っていました。3年前に訪問した
富山地方鉄道の電鉄黒部駅と同様、
田舎の駅!という雰囲気で風情があります。
自由席特急券を購入。出雲市~鳥取間は3890円(うち自由席特急料金:1300円)也。
出雲市駅の駅名標。本来の計画では、山陰本線
(全長673.8km)をかなり西から京都まで横断しようと思い、津和野スタートを考えていましたが、諸事情で断念しました。
14:16発 普通・益田行き(329D列車。浜田から351D列車)
ここから約4時間かけて島根県の東西を横断する
長距離鈍行ワンマン普通列車です。それにしてもキハ120系で約130kmの距離を走破するのはかなりきついです。
「定刻より大幅に遅れて到着していた」というのは私の勝手な思い込みで、実際はサンライズ出雲号の臨時便でした。
13:43着 臨時寝台特急・サンライズ出雲91号(東京22:40発、9021M列車)
次回は、いよいよキハ187系の特急・スーパーまつかぜ号に乗ります。
(
続く)