出雲大社からスタートした旅は京都駅で終わりました。長く掲載してきた「山陰旅行記」もこれで完結させたいと思います。
その1 その2 その3 その4 その5 その6
その7 その8 その8.5 その9 その10 その11
その12 その13 その14
12月前半に職場の上司から出雲大社についてのエピソードを聞かされました。それは、
上司が出雲大社に参拝した次の年に結婚したエピソードを聞かされました。そういえば出雲大社は縁結びとして著名です。
2014年の私は、恋愛についても大きく苦しんでいました。「同級生が次々と結婚していく、弟には彼女がいるのに自分は昔付き合っていたFさんと破局してからそれっきり・・・」と焦っていました。そこから街コンに参加するようになったものの、成果はなし。2015年に入って私は「一大決心」として婚活サイトに名前を登録しました。月々の会費が1万5000円という破格の値段でしたが、未来への投資としてファッションや美容などにも気を付けてきました。しかし実際には2人の女性とお会いできたものの、
初顔合わせで終了。高校の非常勤講師の仕事が終了して
収入は半減。季節は夏になり、学習塾では夏期講習に関する
仕事で多忙になりました。そこで私は「男の結婚なんて、極論を言えばいつだってできる。今は時期が早すぎただけ。まずは正規雇用を目指して勉強を続けるべき」と考えるようになり、スタッフの方との相談の結果、
婚活サイトを退会しました。秋になって出会い系サイトに手を出しましたが、
進展は見られず。
今月に入って私は結婚や恋愛について両親に相談しました。「自分は場合によっては、相手と妥協をしながら付き合っていきたい」と発言したことに両親は驚きました。
母親「じゃあ、『いつまでも教員になる夢を追いかけてないで、さっさと何でもいいから定職に就きなさい!』というタイプの女性と付き合い始めたらどうするの?」
私「それは無い!」
母「そういう価値観の人、いっぱいいるよ」
それと同時に母は「まぁ、今は『絶対に結婚しなければいけない』という時代じゃなくなったからね」とも言ってくれました。
この時、私は
「恋愛や婚活への覚悟が足りないな」と自覚しました。もし教職に就く夢を諦めるとしたら「俺の人生、何だったの!?」ということになります。コーヒー派か紅茶派か。カレー派か肉じゃが派か。オープンカー派かワンボックスカー派か。両親はそうやって相性を確かめ合っていき、結婚しました。
価値観の擦り合わせが無いまま恋愛・結婚することはお互いにとって不幸になる。一人の方がマシだった・・・にならないように!父は何度かそう教えてくれました。
教職に向けての就職活動、恋愛・・・。どちらも中途半端にやっていると両方失敗すると悟りました。結婚はいつかはしたいけど、今はまだそのタイミングじゃない。私は
「一人でやっていたとしても寂しいと思ったことがない」と数年前に悟った通り、まず恋愛ネタは当分の間封印します。そのためにこの日、
登録していた出会い系サイトを退会し、非常勤講師の面接のためにとある学校に行きました。
道中、出雲大社は恋愛だけでなく、友達や職場の仲間など多くの大切な人々との縁をつないでくれている・・・そう解釈して参拝しました。
2016年の残り11か月が、私にとって良い出会いの期間になりますように。
何はともあれ、今回もミッション完了!私の未踏の県はこれで6県(高知、佐賀、長崎、熊本、大分、沖縄)にまで減りました。以上、ここまで北条響と共にお送りしました!
最後は私の愚痴や持論になってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
2015年末・山陰旅行記~完~