思えば7年前、私は神戸→徳島→高松→琴平→松山→岡山というルートで四国を旅しました。その際に土讃線から予讃線への乗り換えで降り立ったのが宇多津駅でした(
2009年6月12日の日記)。予讃線で高松~宇多津間は乗車しなかったために、これから乗る区間は初めてになります。
実は欲を言えば観音寺市に寄り道したかったのです。観音寺市はアニメ
「結城友奈は勇者である」の舞台(主人公たちが住む町のモデルになった)です。涙なしでは語れないアニメだったので出来れば寄り道(聖地巡礼)したかったのですが、時間の都合で断念しました。
南風20号出発から次の高松行きまで5分ほど時間があったので写真撮影。短時間にかかわらず、多種多様な車両を撮影できました。
17:06発 快速サンポート・琴平行き(高松16:43発、1245M列車) 1番のりば
7000系電車による快速列車。単行で運用されることも多く、増結車は片運転台になっているのが特徴的。
17:15発 特急しおかぜ19号・松山行き(岡山16:35発、19M列車) 2番のりば
岡山発のしおかぜ号。久しぶりの8000系です。1992年運用開始なので
もう25年選手になるベテランです。グリーン車を表す赤いラインが素敵です。
当初は松山方5両、岡山・高松方3両という編成でしたが、1998年3月のダイヤ改正で岡山方面への所要時間短縮のために5両編成の部分が岡山・高松方に移動しました。そして2014年3月のダイヤ改正で編成の方向転換が行われて運用開始当初の形態に戻りました。
17:08発 快速サンポート南風リレー号・高松行き(観音寺16:20発、154M列車) 4番のりば
そうこうしている内に、高松行きの電車が到着しました。
国鉄の置き土産こと121系電車です。民営化直後から厳しい経営が予想されたJR四国に引き継がれることを前提に、国鉄が1987年3月にデビューさせた直流電車です。
快速は宇多津駅構内のデルタ線を東へ直進し、2両編成で讃岐平野を東へ爆走します。坂出、端岡と途中駅に停車し、終点・高松へ。
宇多津から24分ほどで高松到着!ここは四国の玄関口。1988年の瀬戸大橋開通前は、岡山県宇野から宇高連絡船が運用されており、多数の乗り換え客でにぎわいました。
ここから再び写真撮影。
(右)17:52発 普通・多度津行き(145M列車) 4番のりば
(中)17:19着 高松止まり 瀬戸大橋アンパンマントロッコ3号(8179D列車) 3番のりば
(左)17:28着 高松止まり 高徳線普通(引田発、4352D列車) 1番のりば
JR四国は少ない経営資源を有効活用している印象があります。その象徴がアンパンマン。どこに行ってもアンパンマンで、食傷気味になってしまいます。
17:50発 特急いしづち21号・松山行き(アンパンマン列車、1021M列車) 7番のりば
今年3月26日のダイヤ改正で登場した、8000系によるアンパンマン列車。
(左)17:40発 快速マリンライナー52号・岡山行き(3152M列車) 5番のりば
(右)17:37着 高松止まり 快速マリンライナー47号(岡山16:42発、3147M列車) 6番のりば
5000系電車による快速マリンライナー。5000系は1号車が2階建て(グリーン車と普通車指定席)です。
パン屋の左隣(というよりホームの頭端)に設置されている看板。次のマリンライナーののりばをお知らせしてくれるものです。
前述の宇高連絡船のうどんをイメージした
「連絡船うどん」!ここで本場の讃岐うどん1杯目を食べました。
夕方の高松駅。
高松駅から兵庫町方面へしばらく歩いて撮影した、裁判所(高松地裁、高松高裁)。
この後、とある目的のために時間を潰すことにしました。
(
その10に続く)