嵯峨嵐山にある渡月橋(
前回の記事参照)を渡った私はその後、嵐電嵐山駅まで引き続き歩きました。
嵐電嵐山駅。「さすが京都の鉄道」と感じさせるのにふさわしい、木をふんだんに使って改装された駅舎です。
ここから嵐電で四条大宮まで向かいます。
嵐電ではどうやら江ノ電と同様に、異車種同士での連結が恒常的に行われているようです。写真は、モボ611形(632号)とモボ21形(車番不明)が連結された列車です。
私はとある理由でこの列車を見送り、次の列車を待つことにしました。
次の列車。
11:30発 四条大宮行き(64列車)
車両はモボ101形(103号)。昭和初期の1929(昭和4)年製造の大ベテラン。1975年に車体更新されたものの、走行機器は昔ながらの吊り掛け駆動。
でも車内に入ると運賃案内の液晶ディスプレイがついていたので非常に大きなギャップを感じました。
列車は、鹿王院、広隆寺といった右京区内の観光名所最寄り駅を通り抜けます。平行して走る道路は渋滞気味。それなら嵐電の方が強いですね。
嵐山から22分ほどで終点・四条大宮着。
ここからは京都市営バス(207系統)で清水寺方面へ。207系統が経由した四条通は片道1車線に変更されていました。
2車線あると「空間に余裕に見える」と思われてさらなる渋滞を引き起こすということで、1車線に縮小する工事が行われたそうです。
30分ほどで清水道に到着。
実は途中まで意味もなく歩き続けていました。急な坂に辟易したところで
帰神を決意。もう祖母との約束の時間だとも思ったからです。
そのためにこの後、河原町から阪急電車を乗り継いで三宮まで1時間以上かけて移動しました。
だって清水寺からだと四条河原町の方が近いし、JRは高いし。
(
その15へ続く)