平和記念資料館(
その12参照)を出た後、丁度開催中だったフラワーフェスティバルに遭遇しました。
特設ステージや屋台が立ち並び、平和大通り一帯は大混雑でした。2013年度は3日間で180万人が訪れたそうです。
このフラワーフェスティバルのきっかけとなったのは、1975年の広島カープ初優勝の時の優勝パレードだそうです。これが母体となり、1977年に第1回大会が開催されました。
当初から続いているテーマは「花と音楽」。もっと詳しく見てみると以下の3つが挙げられます。
1.広島を花と緑と音楽のあふれる都市にしよう
2.平和に生きることのすばらしさと尊さを、参加者みんなで分かち合おう
3.広島から世界へ、豊かな生活文化と、温かい人間関係の交流を呼びかけよう
「お花畑状態」というと、良く言えば「牧歌的」、悪く言えば「危機感の欠如」というニュアンスが隠れているように思います。しかし、
真に花が咲き誇り、牧歌的な風景を楽しむほどの心のゆとりを持つ・・・そのためには、核兵器の廃絶、世界平和の大切さを訴える。だからこそ、広島でやる意義がある。私はそう解釈しています。
歩行者天国を抜け、平和大通りの西出口に出ました。
近くの土橋電停から、広電に乗り込みます。反対側の乗り場には、900形(旧大阪市電2600形)が停車中。
やってきた、5000形グリーンムーバーに乗車し、広島駅まで。
広島駅前にて。広電の顔である5000形を1枚撮影しました。
時刻は13時過ぎ。電車に乗り込む前に、遅い昼食としてお好み焼きを食べました。広島駅ビル「アッセ」2階にある、
「老松」にて。
美味しかったけど、量が微妙でした・・・。
お好み焼きを食べた後、いよいよ帰京します。
(続く)