さて、2日間に亘って山陽本線で移動してきた旅もこれが最終章。広島駅から帰京するわけですが、途中の福山までは在来線(山陽本線)で移動していきます。
2013年当時の広島駅の駅名標。2016年になって、京阪神のアーバンネットワークにならって路線のシンボルカラーに沿った新しい駅名標が導入されたことにより、これは過去のものとなりました。
目的の電車に乗車する前に撮影タイム。
9番のりばに停車中のキハ40系。芸備線の列車でしょうが、列番不明。
芸備線は広島駅から北部の三次、備後落合を経由して備中神代(岡山県新見市)まで結ぶ路線です。岡山県側の列車は新見駅まで乗り入れています。
広島シティネットワーク圏内では、広島~下深川間で利用客が多く(非電化区間としては多い方です)、毎時2往復が設定されています。
可部線の105系電車が到着。
14:03着 広島止まり 普通列車(766M列車) 4番のりば
この105系も2016年になると最新鋭の227系導入により、引退が進みました。
また、可部線は2017年3月4日に、
可部~あき亀山間が開通する予定です(厳密にいえば一度廃止された区間の復活)。
これから乗車する列車。
14:04発 普通・白市行き(1556M列車) 5番のりば
当時はまだまだ
「国鉄広島」と揶揄されていた頃でした。
右手にマツダスタジアムとEF67型電気機関車、左手に車両基地を眺めながら、電車は広島駅を出発しました。
広島市東部の新興住宅街や東広島市を通ると、次のようなのどかな風景が広がります。
おそらく、中野東~瀬野間にて。
難所となるセノハチ越え。この区間は、貨物列車が補助機関車を連結して走行するほど急こう配の場所です。
1556M列車の終点・白市に到着(14:49着)。
次の糸崎行きまで14分の接続です。
(
その15・最終回に続く)