前回は早朝の旭川市街地を紹介したところで終わりました(
その4参照)。今回はいよいよ、旭川冬まつりの様子を紹介します。
2月12日(日)、午前9時。
道なりに進むと
常磐公園に着きました。ここを突き抜けると冬まつりのメイン会場が見えてきます。
ここで旭川冬まつりについて簡単に紹介。これは、札幌・大通公園で開かれる雪まつりに次ぐ規模、入場者数を誇る、冬の北海道を代表する行事の一つです。しかし雪や雪像をテーマとした行事というと、どうしても札幌雪まつりをイメージしがちです。そこで、この行事の最大の特徴は、
正面にそびえる巨大な雪像。それが、次の写真。
今回は
旭山動物園の開園50周年を記念して、シロクマやカバといった、動物を前面に押し出した雪像となりました。これは、
陸上自衛隊第2師団が1か月間かけて製作にあたりました。
ペンギンをイメージした氷の像。
「雪像甲子園」という大会もあるのですね。
この会場は、石狩川の河川敷(旭橋のたもと)に立地しています。中心部からはやや離れた場所にあるため、旭川駅からのシャトルバスが頻繁に行き来していました。
では、巨大な雪像(クマの部分)からふもとへ、滑り台で降りてみました。スタッフから、プラスチックの米袋で作られた簡易すぎるソリを使って滑りました。
氷の上を滑ったためか、かなりスピードが出て半分怖かったです。その分、気分は爽快になれた気がしました。
おしまいに、くまモン。熊本をはじめとする九州復興を支援するための、お互いのエール交換といったところでしょうか。
1時間ほどで会場を後にし、町の中心部に戻ることにしました。
(
その6へ続く)