2020年のJ2を戦うチーム紹介の3回目です。
(その1)、
(その2)
(11)アルビレックス新潟
加盟:1999年
J1経験:14年間(2004年~'17年)
主なスポンサー:亀田製菓、デンカ、コメリ
監督:アルベルト・プッチ・オルトネダ
(一口メモ)
つい先日まで「J1にいるのが当たり前」と思っていたチーム。2017年にJ1・17位となり、チーム史上初のJ2降格。それ以降はものの見事に戦国J2の泥沼にはまってしまった。Jリーグ参入後初となる外国人監督(スペイン人)のもとで心機一転を図るが、J2得点王のレオナルドが浦和レッズに移籍。得点力ダウンが気掛かりなところか。
(12)ツェーゲン金沢
加盟:2014年
J1経験:なし
主なスポンサー:北國新聞社、北國銀行、100満ボルト
監督:柳下正明
(一口メモ)
初代J3王者。これといった特徴がすぐに見つからないチームだが、昨年はチーム自己ベストのJ2・11位となった。
(13)ジュビロ磐田
加盟:1994年
J1経験:24年間(1994年~2013年、'16年~'19年)
主なスポンサー:ヤマハ発動機、サーラグループ(旧・中部ガス)
監督:フェルナンド・フベロ
(一口メモ)
ご存知、平成初期から中期にかけて最強だったチーム。昨年、チーム史上2度目のJ2降格という屈辱を味わった。名波浩→鈴木秀人→小林稔→フェルナンド・フベロと1年のうちに3度も監督が交代。だが結局J1残留には結びつかなかった。しかもカミンスキー、アダイウトン、大久保嘉人、川又堅碁といった実力者が次々に退団。先が思いやられる1年となりそうだ。
(14)京都サンガ
加盟:1996年
J1経験:11年(1996年~2000年、'02年~'03年、'06年、'08年~'10年)
主なスポンサー:京セラ、ワコール、堀場製作所、任天堂、京都銀行、KDDI
監督:實好礼忠
ヘッドコーチ:佐藤一樹
(一口メモ)
2010年を最後にJ1から遠ざかっているチーム。2012年、'13年、'16年とプレーオフに出場したもののあと一歩のところでJ1復帰を逃す・・・という印象が強い。「今年こそはJ1復帰」というキーワードを何度聞いたことか。
選手ではエスクデロ、小屋松が退団。闘莉王が引退。その一方で李忠成、ピーター・ウタカ、ヨルディ・バイスといった実力者を次々と補強。本気度を感じさせる編成だ。
實好礼忠監督は現役時代、ガンバ大阪一筋でプレー。
(15)ファジアーノ岡山
加盟:2009年
J1経験:なし
主なスポンサー:グロップ、アン・ドゥー、おかやま信金、山陽新聞
監督:有馬賢二
(一口メモ)
歴代の成績を見れば平凡なチームだが、大化けすると侮れない。チーム得点王(18得点)のイ・ヨンジェに注意!
(16)レノファ山口
加盟:2015年
J1経験:なし
主なスポンサー:UPR、山口銀行、マックスバリュ西日本
監督:霜田正浩
(一口メモ)
2015年度J3王者。当時は圧倒的な攻撃力でJ3を席巻した。すっかりJ2定着を果たしたチーム。霜田正浩監督は長年、日本サッカー協会の幹部を勤めてきた人物。
次回、(その4)で最終回です。