2020年のJ2を戦うチーム紹介の4回目で、今回が最終回になります。
(その1)、
(その2)、
(その3)
(17)徳島ヴォルティス
加盟:2005年
J1経験:1年間(2014年)
主なスポンサー:大塚製薬、アース製薬、阿波銀行
監督:リカルド・ロドリゲス
ヘッドコーチ:甲本偉嗣
(一口メモ)
Jリーグにおいて「四国初」という枕詞を総なめにしてきたチーム(四国初のJクラブ、四国初のJ1クラブ)。昨年はリーグ戦4位通過も、プレーオフ決勝で湘南ベルマーレ相手に引き分け。あと一歩のところでJ1復帰を逃した。今年はヨルディ・バイスが抜けて、戦力的には大幅ダウンの予感。
(18)愛媛FC
加盟:2006年
J1経験:なし
主なスポンサー:大王製紙、ヒカリ、伊予銀行
監督:川井健太
(一口メモ)
2015年に昇格プレーオフ出場を果たしたのも遠い昔のように感じる。同じ愛媛県を拠点とするFC今治が今年からJ3参入。戦力向上やファン離れの食い止めなど、悩み多きチーム。
(19)アビスパ福岡
加盟:1996年
J1経験:9年間(1996年~2001年、'06年、'11年、'16年)
主なスポンサー:福岡地所、新日本製薬、ピエトロ、ふくや、西日本鉄道
監督:長谷部茂利
ヘッドコーチ:吉田恵
(一口メモ)
2001年以降は5年周期でJ1昇格を果たし、1年でJ2へ逆戻りを繰り返しているエレベーターチーム。昨年はシーズン途中で監督を交代させたものの、効果は今ひとつ。J2復帰を果たしたギラヴァンツを違い、嬉しいニュースがほとんど無いという印象だった。今年は水戸を躍進させた長谷部監督を迎え、九州最大都市のチームとしての意地を見せられるか?
(20)ギラヴァンツ北九州
加盟:2010年
J1経験:なし
主なスポンサー:TOTO、安川電機、ナフコ、第一交通産業、ゼンリン
監督:小林伸二
ヘッドコーチ:天野賢一
(一口メモ)
J3優勝・J2復帰を果たした我らがギラヴァンツ。しかし目立つ戦力補強は全くできず。ほとんどがレンタル移籍(あるいは期間延長)での獲得で、お茶を濁している感じ。数多くのチームを上のカテゴリーに昇格させた小林伸二監督の下で、今年はプレーオフ出場まで行ってほしいところ!
(21)V・ファーレン長崎
加盟:2013年
J1経験:1年間(2018年)
主なスポンサー:ジャパネットたかた、モリリン
監督:手倉森誠
ヘッドコーチ:原崎政人
(一口メモ)
Jリーグ参入からわずか5年でJ1初昇格を果たした新進気鋭のチーム。しかし2018年はJ1最下位となり、1年でJ2へ逆戻り。個人的には大ベテランの玉田圭司がどんな役割を果たすのか気になるところ。
(22)FC琉球
加盟:2014年
J1経験:なし
主なスポンサー:日本トランスオーシャン航空、琉球銀行、GMOコイン
監督:樋口靖洋
ヘッドコーチ:喜名哲裕
(一口メモ)
昨年はJ2初昇格ながらも開幕戦でアビスパ福岡を破った。上位をひっかき回す存在になるかと思いきや、中盤はエネルギー切れとなった。それでも初挑戦で14位というのは素晴らしい成績だと思う。昨年はシーズン途中に小野伸二を獲得。風間兄弟が選手としてチームメイトなのは珍しい。
=完=