今日、私は仕事の都合で学校の事務室に行きました。所属している部署のお金の流れがどうなっているのか、確かめたかったからです。
事務室の先生から書類の読み方・まとめ方を教えていただいている途中、一枚の支出伺い書に目が留まりました。
その書類から、ある同僚の先生が1月に結婚していたことが分かりました。私の所属する「北九州市のとある高校」では、教職員が結婚したり、子どもが誕生したりすると学校やPTAから
お祝い金(慶弔費)が出ます。上記の書類も、
お祝い金の支出の記録だったのです。
その結婚した先生と私は、よく授業の進め方だとかクラスの様子だとかで話をすることが多いです。しかし、
普段、踏み込んだプライベートの話をなかなかしないため、突然のことに驚いてしまったのでした(彼女さんがいるという話は聞いていました)。直接報告してくれれば「おめでとう」と伝えたのですが。
今日の出来事から、私は「あっ、結婚って幸せになるための手段なんだな」と思いました。
私の家族の場合、両親が共に25歳で、叔母が34歳で、弟が28歳でそれぞれ結婚しています。両親と叔母は子宝にも恵まれ、周りからは順風満帆に見える生活を送っています。今回結婚した先生は、私(もうすぐ34歳)と同期ですが年下です。
10年前、父は私に対して
「結婚のための結婚が一番よくない!そうなったら、次は『どう別れようか』という話になるよ」と教えてくれました。離婚は結婚と比べて100倍くらい面倒くさい話し合いが必要と聞いています(子供の養育費は?財産分与は?人間関係は?・・・キリがないですね)。
ひとまず結論。結婚が人生のゴール(目的)になったら、それこそおしまいです。「結婚したから幸せが100%保証される」という考え方だと、独身・未婚のまま亡くなった志村けんさんは不幸な人生だったということになります。
・・・でも志村さんは結果的には死ぬまで独身だったけど、素敵な人生だったと思います。
1日に「北九州市のとある高校」では卒業式が行われました(
1日の日記)。卒業おめでとう!とみんなが祝福しました。
「進学や就職といった、新たな人生のステージへの旅立ち、おめでとう!今以上の困難が待ち受けてるかもしれないけど、頑張れよ!」という解釈だと思います。
そういう意味では、「卒業おめでとう」と「結婚おめでとう」という言葉は一緒ではないか、と今は解釈できます。
・・・あまりにも短絡的だった自分に自戒の念を込めて書きました。
最後に、照井春佳さん、結婚おめでとうございます。
照井さんが主人公を演じる「結城友奈は勇者である」の新作もまもなく完成かと思います。引き続き、応援しています。