Jリーグの下部ディビジョンで心配なニュースが入ってきました。
現在J3のアスルクラロ沼津が、スタジアム設備の不備の問題で、(最悪の場合)2022年シーズン終了後にJ3ライセンスを取り消され、JFLへ強制降格処分となる可能性が浮上しました。
J3のチームには、J1・J2と比べて本拠地となるスタジアムの設備が貧弱なチームが多いです。チームの運営面やスタジアム設備面などでお互い切磋琢磨しながらJリーグ全体のレベル向上を目指す・・・というのがJリーグのクラブライセンスの趣旨だと思っております。過去には、クラブライセンスの不備で、(例)J3で優勝したのにJ2に昇格できない、というチームもありました。
ましてや私は、アスルクラロ沼津とは、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボ企画もあって、J3屈指の人気チームという印象を持っています。
このままいくと、スタジアム設備という不可抗力でJ3から(プロアマ混合の)JFLへ強制降格処分となると、歯がゆい気持ちになるのです。
ちなみに、2012年にJ2へ新規参入したFC町田ゼルビアは、参入初年度はJ2で22チーム中、最下位。当時の規定でJFLに降格となりました。町田は'13年度はJFLで戦い、'14年度にはJ3移行という形でJリーグに再加盟しました。
Jリーグには(早ければ)2023年度にも、J3とJFLとの入れ替え戦実施が検討されています。
J3沼津23年シーズンにJFL降格の可能性 本拠地照明改修見通し立たず(18日、日刊スポーツ)
J3アスルクラロ沼津が、2023年シーズンにJFLに降格する可能性が高まった。17日に沼津市内で今季終了報告会を実施。渡辺隆司社長(63)が、クラブが抱える問題について説明した。来季終了後、J3ライセンスを失う危機に陥っている。
本拠地の愛鷹広域公園多目的競技場の照明改修が、ライセンス継続の条件。現在の明るさは500ルクスだが、23年シーズン開幕までに1500ルクス以上の照明設備が必要だ。ライセンスを継続申請するには、来年6月までに、照明を増やす工事の予定を示さないといけない。それができなければ、23年シーズン以降、ライセンスはなくなる。
照明改修費は1億円以上の見込み。クラブは来月開始予定のクラウドファンディングなどで、改修費を捻出するつもりだが、照明工事の見通しは立っていない。17年にJ3参入。静岡県東部地域で初のJクラブとなった。渡辺社長は「東部からJリーグの灯を消してはいけない」と訴えた。
(引用終わり)
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Last updated
Dec 18, 2021 11:10:23 AM
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