現在、11月に開幕するサッカー・ワールドカップの予選が各地で行われています。
日本は昨日、アジア最終予選(9試合目)でオーストラリアを下し、7回連続の本大会出場を決めました。
私は、ワールドカップが開催される度にいつも気になることがあります。
それは、
EU27か国(脱退したイギリスを除く)で選抜チームが結成されたら、どんなメンバーになるのか?
ということです。
似たような話:
もし、オリンピックに「EU27か国合同チーム」が出来たら・・・。
ワールドカップの本大会で、
EU代表 VS イングランド代表
EU代表 VS スイス代表
EU代表 VS ノルウェー代表
という組み合わせがあったら、ワクワクしませんか?
これを踏まえて、早速私は「選抜チーム」を作ってみました。「ぼくのかんがえた、さいきょうのいーゆーだいひょう」と揶揄されても構わないと思っています。
メンバー選出で参考にしたサイト:
主要国代表メンバー
=予想されるスタメン=(4-3-3を想定)
GK マヌエル・ノイアー(ドイツ)
DF フィルジル・ファン・ダイク(オランダ)
シーベ・ファン・デル・ヘイデン(ベルギー)
マッティア・デ・シリオ(イタリア)
エミル・クラフト(スウェーデン)
MF コケ(スペイン)
カスパー・ニールセン(デンマーク)
ヤクブ・ヤンクト(チェコ)
FW アントワーヌ・グリーズマン(フランス)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド)
特にFWで、グリーズマン、クリスティアーノ・ロナウド、レヴァンドフスキが
同じ「EU代表」として戦う場面が見られると、物凄い胸熱でしかありません。
=問題点=
もちろん理想論だけでは語れません。しかし実現させるとなると、大きな問題がいくつかあります。その中で想像しやすい問題点をいくつか挙げてみます。オリンピックにおけるカーリング競技と同じような問題が出てくると思います。
「カーリングの難問 日本選抜でチームを作らない本当の理由」(2018年2月20日、NEWSポストセブン)
(1)監督を誰にするか?
→というか、どの国の誰が選出、任命するのか?いきなりスタート地点でつまずいてしまっています。これはカーリングでも同様のことが言えます。例えば、スペイン人の監督が「EU代表」の指揮を執ると、「代表メンバー」選出の際に特定の国出身の選手をばかり優遇するといった、えこひいきが発生するかもしれません。
(2)失敗したら誰が責任を取るのか?
→(1)を踏まえて、その監督や代表メンバーの人選で失敗したら、誰が責任を取るのか?人事権はどの国の誰が握っているのか?
(3)選手のモチベーションはどう維持されるのか?
→どの国もナショナルチーム(A代表)というのは、1か国あたり25人前後。もし「EU27か国選抜チーム」となると、単純計算して、
(削減される26チーム)×25人=650人
650人分のスター選手の「夢」「目標」を奪うことになりかねないか?
「EU代表、すぐに実現できるといいね」と安易に言えない状況でしょうね。