2018/09/29(土)21:22
B-2墜落 続報
米空軍、USAFも1機約1,300億円を次々落とす訳にはいかないらしい。
墜落原因が分かるまで全機飛行停止。
米議会資料での1機あたりの価格は22億ドル(約2,400億円)。
開発費を充当すると、そういうことになるのだろう。
ステルス爆撃機であるB-2の補充に、レーダー反射断面積(RCS)が極端に大きいB-52を当てざるを得ないところに、米空軍の当惑と混乱が見える。
最高速度と爆弾搭載種別の点でB-52という考えも分からないではない。
が、作戦遂行能力からB-2の代替機を考えると、ステルス性を考慮して設計されたB-1だと勝手に思っている。
ポイントは「核」なのだろうと想像しているが。
B-2スピリット キャップ
米空軍、B-2ステルス爆撃機の停止命令・グアム島での飛行停止命令を受けて
(Technobahan)
米空軍のステルス爆撃機、グアム島で離陸直後に墜落
(Technobahn)
墜落した機体は、称号がAV-12、番号が「89-0127」、正式名称が「スピリット・オブ・カンザス(The Spirit of Kansas)」。
ロールアウトは1989年。
エンジン発火の原因がポイントのようだ。
B-2は1989年初飛行、1997年配備完了。
1999年のコソボ紛争で初めて実戦に臨む。
エンジン2基でも離陸続行できることなどを含め、速やかな情報公開ぶりだ。
墜落した米空軍のB-2ステルス戦闘機、墜落直前にエンジンから発火
(Technobahn)
B-2の抜けた穴を埋めると目されるB-52は、1952年初飛行で1954年運用開始。
ターボジェットからターボファンへとエンジンが変更された現用のB-52Hでも初飛行は1960年。
最大ペイロード31,500kg。乗員6名。
2045年まで使用する予定!
現役軍用機の最長不倒を目指しているかのようだ。
「影の爆撃機(上)」
「影の爆撃機(下)」