先日、静岡の由比に桜海老を食べに行きました。
なんと2時間も待っちゃいましたよ！
でも、知人との会話を楽しんでいる間に順番はめぐってきました。

生の桜海老を口にしたのは初めてだったのですが、
とろりと甘くて香ばしい！
見た目にも、そのピンク色が美しい生桜海老は
添えられていたお醤油もわさびもいらない！
そのままが一番おいしい、
と私は思いました。

その他、釜めしなどもいただきましたが、
一番おいしい食べ方はかき揚げかな。
ほとんどつなぎがない桜海老のかきあげは、
生でいただくよりも香ばしさが口の中にぐんぐん広がり、
からりと揚げられたその触感と香りに酔いしれました。

はあ。

おいしかった。

由比のあとは修善寺へ。
能舞台のある宿、あさばへ宿泊。

鯵のつみれのお吸い物がおいしかったなぁ。
そして珈琲がとてもとてもおいしかったのです。
どこの珈琲なのかと聞いてみたところ、普通の豆ですというお答え。
どうやらお水がおいしいらしいのです。
それも使っているのは水道水だというから驚きです。
お風呂の前におかれていた「伊豆の天然水」というペットボトル入りのお水を、
近くの酒屋さんでたくさん買ってきちゃいました。

もちろん、おいしいだけじゃないですよ！
むしろあさばの魅力は、そのホスピタリティ。

着いてすぐに入れていただいた蕎麦茶の、お部屋いっぱいに広がる香り。
菖蒲と檜の香りに包まれた温泉。
竹林の青が疲れを癒してくれる露天風呂。

そしてそして、寝具！！
10代目当主の一秀さんが1年間かけて探されたというその寝具は、
吸い込まれるように眠りに誘ってくれたのでした。

知人に「すごく寝具がいいのよ」といわれていたのですが、
いままでそんなに寝具に違いを感じたことがなかった私は、
あまり想像できなかったのですが、
寝転がってみて即座に、
「これは確かにすばらしい」と熟睡したのでした。

帰りは峠の茶屋で、とろろそばと蒟蒻の田楽を食べました。
この蒟蒻っていうのが、ちゃんとこんにゃくいもで作られていて、
絶妙な弾力なんです。
やわらかいんです。
とっても。

たくさんのお土産を買ってしまい、
車から家まで2往復しなければいけないほどでした。

ふう。
もう食べられない！
と思っていたのに、夜は銀座へ。
予約の取れないレストランで有名な、
LA　BETTOLA　da　Ochiaiで、
イタリアンを堪能。
前菜、パスタ、メインで４０００円を切るというリーズナブルなコースがいただけるとあって、
年齢層は低め。

思いっきり遊んだ2日間でした。