カテゴリ:旅
今年も行ってきました。
静岡県由比へ桜海老を食べに。 今日は海が荒れているため、漁がなかったらしく、 残念ながら今年は生桜海老、つまりおさしみでいただくことはできませんでしたが、 やっぱりかき揚げは素晴しく香ばしくぱりぱりと美味しく、 炊き込みご飯には、山盛りの桜海老。 蓋を開けた瞬間、その海老の存在感に驚いて大きな声を上げた知人を見て、 私はたくさん笑いました。 広重美術館に寄って、浮世絵を見ました。 そんなに簡単に旅などできなかった江戸時代の人々は、 今で言う月刊誌のように、次々と発表された広重の東海道五十三次の絵を見て、 想像の旅を楽しんだのだそうです。 私は、決して訪れることのできない江戸時代への旅を楽しみました。 そして、彼が晩年描いた「雪月花」の大胆な構図が生み出す 弾力のある美しさに見とれた時間でした。 ちょこちょこ寄り道しながら、夜は沼津港のおすし屋さんへ。 東京ではなかなかいいものにお目にかかれないという金目鯛や、 生しらす、とり貝もおいしかったなあ。 美味しいが積み重なった幸せな1日でした。 今日の写真は、泳ぐ桜海老! と言っても、昼間は200~400メートルの深海で、泥の中にいるらしく、 狭い水槽に入れられたちびっ子達は、下へ下へと底の敷石に頭を付けて、 延々、足をばたばたと動かし続けているのでした。 最初は笑っちゃったけど、見ていたらせつなくなりました。 食べたけど。 逆立ちし続けているうちに、三半規管がおかしくなってしまったのか、 仰向けに寝そべって足を動かし続けている海老や、 イナバウアーしている海老もいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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