【活動報告】 【小学校での教諭対象英語研修】
【活動報告】 【小学校での教諭対象英語研修】 弊所・末次通訳事務所は、通じる英語の普及に、 邁進しております。この取組みの中、先日、2月7日に 地元小学校から招聘を受けて、英語練習の研修会講師を務めました: 【日時】 2008年2月7日 15:40~16:50分 【場所】 飯塚市立若菜小学校にて 【参加者】 約30名 【趣旨】 英語教育の導入を前に、教師の英語運用力向上を図る 1)先ず、以下の点を挨拶で申しました: *私は、個人的には、小学校での英語教育には反対です ですが、今日の研修会では、英語を使える能力の向上がその目的ですから 英語を如何に練習したら、身に付くかをご紹介します: *英語を小学校でも教える場合、英語を学習の目的にしてはいけない。 英語を使って、何か他の作業や活動を達成する様に取り組む事が肝要。 つまり、英語を道具として使い、この道具で、何か算数や理科、調理実習や 体育などの諸活動をする様にしたら、児童も勿論のこと、先生方も ご自身の英語力アップに結実します。 *この日は、私が先生方にお見せし、一緒に稽古する内容をそのまま 先生方の教室で実施したら宜しい旨を申しました。 2)英語を道具として使い、他の作業を行う練習として、 算数と英語を組み合わせた英語稽古をお見せしました。 3)が、その前に、準備体操的な練習で、大きな声を出す練習をしました -日本人は声が小さい人が多いので、英語を使う上では障壁になります。 また、英語教育と言う事になれば、先生方が自ら率先垂範して 児童に、あるべき姿勢を見せる必要があります。 その一つが大きな声です。 誰でも知っているような早口言葉を、日本語で、 大声で3回ほど復唱して貰いました。 「青巻紙・赤巻紙・黄巻紙」 *ここでのコツは、 大きな声を出す/ それぞれの音をしっかり発音できる様に口をこまめに動かす事です そして、その後、上の早口言葉を英語で言う練習をしました。 【Blue Roll Paper/ Red Roll Paper / Yellow Roll Paper】 この日本語の早口言葉は、子供でも知っているものです。 それを英語で言う様にしたら、それが英語の練習になります。 ★身近なものを活用して、英語を稽古する重要性、手軽さを強調しました。 4)次に、先生方に2人一組になっていただき、 初対面での英語での挨拶を練習しました。 ここでは、What's your name? とか May I have your name? という 言い方以外で、特に児童間で使える英語での相手の名前の尋ね方をご紹介し ました。 また、相手に言葉を書ける場合は、相手の名前を挟むという練習も しました。 例)Jun, where are you from? といった具合です。 5)英語と算数を組み合わせた英語練習方法をお見せし、 一緒に稽古しました: 加・減・乗・除を英語で言う練習です。 掛け算の九九を英語で言う練習を何回もしました。 例1) 8 x 7 = 56 【eight times seven is fifty-six】 という具合に。 この練習が今回の研修の主題です。 数字を英語で言う練習は、物事を英語で考え、 英語で理解する基本的な稽古です。 また、教材費用も掛りません。手軽に出来る練習方法ですから、 教師の皆様に、これを取り入れる様に強く推奨しました。 掛け算に馴れてくると、少しこの練習に変化をつけて、更に練習しました。 例2) 7 x 【 】 + 2 = / 【奇数】の場合は、+2 を付け加え 7 x 【 】 - 3 = / 【偶数】の場合は、-3を付け加えて、 この暗算を英語で言う稽古です: 例3) 7 x 5 +2 = 37 seven times five plus 2 is thirty-seven. 7 x 8 - 3= 53 seven times eight minus three is fifty-three. という具合に 稽古を繰り返しました。 この様な英語稽古を繰り返し行いました。 6)最後に、日本人の盲点となる 英語でのyes/no の稽古を行いました。 例)田中さん:I am from Tagawa. 相手: So, you don't live in Iizuka. 田中さん: No. (⇒No.となります。 日本語では、「はい」という場面ですが、 英語では、「言われた事が自分にとっては該当事実ではない場合は あくまでも No ですね」 これは、英語に馴れた方でも起こしやすい間違いで、 会話では誤解の原因になりますので これも少し時間を割いて、練習しました。 上記内容にて、時間となりました。他にもお話したい事、 練習したい事が残っておりますので、 また、希望がありましたら、続きの研修を無料で結構なので この学校でさせて頂く事を要望しました。 ----------------------------------- 弊所・【末次通訳事務所】の代表者・末次賢治は、小学校での英語教育には 反対です。ですが、現実として、小学校での英語教育が本格化しますと、 対応に困る教諭の皆様が多いと思われます。 そこで、弊所では、無料で構いませんので、上記の事例の如く、 小学校教師の皆様を対象としての、実践的な英語練習会や研修会を 実施致します。 また、この取組みにあわせまして、 英語上達のカギを記した資料「通じる英語のカギ」や 「英語運用のコツ・連載資料集」を ご希望者(教育関係者)に差し上げます。 【提供開始日】2008年2月13日~~(無期限) 無料で結構ですので、ご希望者は弊所までご連絡下さいませ。 お問合せなどは、弊所・【末次通訳事務所】までどうぞ: 電話:0948-28-4035 (fax兼用) 電子メール:fuku@eos.ocn.ne.jp