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テーマ:体当たり園芸(680)
カテゴリ:スィートアリッサム
今日はタイトルにもあるように,コボレダネの話題を2つ.
先ずは大切に扱われている(?)スィートアリッサムのコボレダネ.w 来秋作成予定の寄せ植えに12株が必要な為,2月下旬に2株,3月上旬と下旬にそれぞれ6株と3株をポット上げしましたが,残念ながらそれらの内3株は枯死してしまいました. 2~3月にポット上げして生き残っているコボレダネ株 2月下旬ポット上げ株 3月上旬ポット上げ株 3月下旬ポット上げ株 2月下旬にポット上げした株は2号ポットが窮屈になっていましたので(根が下から出ていました),10日ほど前(2008/4/5)に3号ポットへ移し変えています. 尚,それらの株はその時点で既に蕾がついておりました. 他の株も今週末には3号ポットへ移し変える必要があると思います. とりあえずこれらの株はもう枯れる事は無いでしょうから,8株は確保できた事になります. そこで残り4株を今後どうやって確保するかが課題になるわけですが,引き続きコボレダネだけに頼るのは危険が大きいと考えています. だってこれまでの傾向から,暖かくなるにつれてポット上げの成功率が落ちているのが明らかだからです. ポット上げで多少根が傷むのは確実ですが(土ごと掘り出せば大丈夫でしょうが,私は横着して土から引き抜いてポット上げしているのでw),元々スィートアリッサムは植え替えを嫌う性質が強い植物です. 気温が高いと,傷が癒える速さよりも暑さで調子が悪くなる速さの方が勝ってしまうのでしょう. そこで,コボレダネのポット上げはこれまで通り継続する事とし,並行して挿し芽を実施する事にしました. スィートアリッサムの挿し芽は一般的ではありませんが,可能な事は経験済みです. これらのコボレダネの親株自体が2006年春の挿し芽苗ですから~. もう少しで丸2年を迎える株ですが,マダマダ元気イッパイっす! ただし,昨年度(2007年)の挿し芽は発根せずに全滅していて…. まぁおそらく超手抜き作業だったのが失敗の原因だったのでしょうけどね. だって切り取った穂を整えたりせずにそのまま使用しましたし,水上げもせず,発根促進剤(メネデールやルートン)も使いませんでしたから.W メネデール ルートン そこで,メネデールの100倍希釈液で水上げを行い,ルートンをまぶして挿し芽&種まき用土に挿しました. 但し,切り口を剃刀で斜めに切断していないし,葉を残しすぎな気も…. 挿し芽の適期はもう少し暖かくなった5月~6月なので失敗するかもしれませんが,今月イッパイは屋内管理する事で成功率を上げたいと思います. さて,次は邪険に扱われている(?)サルビアのコボレダネの様子です. 先月末(2008/3/31)の時点では5つしか芽吹いていませんでしたが,昨日の時点で15個の芽が確認できました. しかしコボレダネ株は完全に不要となっていたのです. 親株が冬越しに失敗していればコボレダネをポット上げしようと考えていましたが,8株とも無事冬越ししてしまいましたから~. スプレンデンス・スカーレットジルバ 2株 & 名無しのスプレンデンス2株 スプレンデンス・スカーレットジルバ 4株 昨年も同じような状況で酔狂にもコボレダネをポット上げしましたが,使い道が全くなく貰い手もほとんど無かったので,街路樹の株元や遊歩道脇の植栽スペースにコッソリ植えつけたのですよねぇ~. 結局,土が悪いし肥料分も少ないから,ほとんど花が咲かずに枯れちゃったし…. ちゅーことで,今年は容赦なく全部のコボレダネを引っこ抜いて処分しました. そのまま置いておいても株が込み合って通風不良になったり徒長したりで,良い事が何もありませんしねぇ~. 誰か欲しい人がいりゃ~ポット上げする気にもなるのですけど…. ------ サルビアのその後の様子はこちら スィートアリッサムの挿し芽のその後の様子はこちら スィートアリッサムのコボレダネ株のその後の様子はこちら スィートアリッサムとビオラの並植のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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