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テーマ:芝生(2812)
カテゴリ:芝生
毎月恒例の『先月実施した芝生管理項目のまとめ』ですが,3ヶ月前 及び 2ヶ月前同様,先月(1月)は週末の雑草抜き以外は何もしていません.
しかも9月に土壌処理剤(発芽抑制剤:シマジン粒剤1)を散布しているので,月間で抜いた本数は20本に満たないと思います. シマジン粒剤1 4kg 土壌処理剤を散布した冬の日本芝は,ほぼメンテナンスレスで済むので楽チンっす! 冬場も青々した西洋芝と違い,日本芝は冬場に休眠してしまうため枯れた色の絨毯になってしまいますが,それもまた『侘び寂び』があって乙な物です. それに今こんな状態でも,来月末には全体的にうっすらと緑がかってきますからねぇ~. とりあえず一年前に比べると,芝の傷みが少なく感じますし,現時点では問題ない状態といって差し支えないでしょう. 昨年は過度の踏圧で土が剥き出しになってしまった部分に霜柱が立つ事もありましたが,今年はそのような事はありません(土が剥き出しになったプランターにはショッチュウ霜柱が立っております). 昨年通路に飛び石を配した効果を実感しております. 昨年(2008/1/28) 現在(2009/1/31) また,昨年の4月末の時点で踏圧によりボロボロになってしまった『スナップエンドウのプランター』周辺も,今年はプランターの場所を変えたので,今のところ特別な傷みは認められていません(昨シーズン中に芝が復活しきらなかったので,他の部分より芝が薄いですが…). 昨年(2008/4/30) 現在(2009/1/31) 但し,新たな『スナップエンドウのプランターの置き場所』の周辺は踏圧で傷み始めている気がします. 昨年『スナップエンドウのプランターの置き場所』の前の芝が傷んだ『過度の踏圧』は 1.エカキムシ防除(指で潰す)のため,毎朝プランターの周りを歩き回っていた 2.孫ツル&子ツルをコマメにカットする必要があった 3.収穫時に長女がドタバタと不必要に動き回っていた の3つの理由によりもたらされたものです. これらの中で『3』は週に一度程度の事であり,しかも一回に付き10分前後のことですので,さほど大きな影響は無かったと思われます. 従って『1』と『2』の要因を取り除いてやれば,芝の傷みを最小限に抑える事ができると考えられます. まず『1』ですが,以前書いたように『誘引トラップ』と『複数の薬剤の散布』で大量発生を抑えるつもりですので,プランターの周りを歩き回る頻度を下げる事が可能でしょう(既に両対策でエカキムシによる被害激減). また『2』ですが,孫ツル&子ツルのカットは,それらになる実が親ツルに比べて少ない事から余分な栄養がそちらに取られる事を防ぐと共に,茂り過ぎによる通風不良と日照不足を解消するために行うものです. しかし今シーズンは昨シーズンより株数を大幅に減らしていますので,茂り過ぎによる害は昨年より小さくなると考えています. 昨年は通風不良でうどんこ病が蔓延しましたが,上記の理由からさほど問題にならないでしょう. また,うどんこ病に対する薬剤も複数用意しましたので,これらのローテーション散布により,発生を未然に防ぐ事が出来るのではないかと思うのです. 従って『孫ツル&子ツルの整理』は週に一度行えば十分でしょう. そんな訳で,今年の『スナップエンドウのプランターの置き場所』周辺の芝の傷みは,昨年ほど大きくならないと予想しているのですが,果たして結果は如何に…. ------ 2008年12月の芝生管理まとめへ 2009年2月の芝生管理まとめへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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