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「今でもカレーが食えないのは、ノリちゃんのせいだよ」。
30代半ばになるイトコが、そう文句をいってきた。 なんでも、そいつが幼稚園だかなんだかの頃、 私が、 「カレーってのは、○○コでできているんだ。 でも絶対に、そのことを人には言うなよ。 もし言ったら、カレーよりもっとこわいものを おまえに食べさせるぞ」 みたいなことを言ったらしい。(本人、記憶なし) それ以来、今日にいたるまで、 彼はまったくカレーが食えなくなったのだとか……。 まあ、カレーが食えないということが、 人生に決定的な影響をおよぼすとも思えないが、 みんなの前で、 「こいつがカレーを食えないのは、 かくかくしかじかこういうわけだ」とバラしたら、 そこそこの影響をおよぼすだろう。 楽しみが増えた(笑) イトコに抗議をうけた次の日の話。 大昔の知り合いから電話があった。 「増田さんのおかげで、 とうとう放送作家として飯が食えるようになりました。 ありがとうございました」。 はあ??? 聞けば、10数年前、 広告会社につとめていたその男に、 「おまえは、広告屋には向いてない。 やめちまえ!」みたいな暴言をはいたらしい。(本人、記憶なし) ところが、それで彼は、 「ああ、やっぱり自分は間違えていたんだ。 自分が本当に進みたい道に戻ろう」と決心したのだそうだ。 長い下積みを経て、 ついにメジャーな局での脚本を担当することになったとか。 おめでとう。 でも、べつに、感謝されるいわれもないんだが・・・。 人間、 いつどこで恨まれたり、 いつどこで喜ばれたりしているのか、 わかったもんじゃないっすね。 なはははは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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