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自然のリズムとともに ゆったりと・・・☆

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2009.05.31
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私がお産したのは、12月28日。



世間ではあわただしい“年の瀬”でしたが、助産院での生活は

ほんとにのどかで、そんなことをすっかり忘れていました。



先生から、「普通だと5日目に退院なんだけど、元旦は

家族で迎えたいでしょ?あなたの体の戻りも順調だし、

いちにち早く、31日に退院する?」と言われてはじめて、

あぁそうかぁ、もうすぐお正月なんだ!と気づきました。



ということは、もう明日退院??

そう思うと、こののどかな生活が名残おしくもあり、

また、早く家族3人になりたい気もちもあり・・・でした。

そんなことを思いながら、お部屋から外を眺めつつ、

赤ちゃんにおっぱいをあげるひとときを深く味わっていました。



窓からは、お庭に咲いてる色とりどりのお花、

そして、その上に広がる、澄んだ青空、

その向こうには、凛としてたたずんでいる木々がみえます。

ゆったりとした気持ちで、そんな美しい風景をみながら

おっぱいをあげていると、しみじみ幸せだなぁと思いました。



ときたま赤ちゃんの顔を見ては、なんてかわいいんだろう!

と思って。赤ちゃんが、どんなしぐさをしても、

どんな表情をしていても、本当にかわいいのです。



そして、そんなことを思う自分が、何だか不思議に感じました。

というのも私は、妊娠する前は、自分には、きらきら母性きらきら

“ぼ”の字もない!と思っていたからです。よく、「自分の子は

ほんとにかわいいよ!!」と、いろんな人から聞いていたけれど、

はたして自分が産んでみて、自分の子をかわいいと思えるのかしら・・??

と疑問だったのです。



そんな私、まだ妊娠したと分かったとき、

夫にこんなふうに聞いてみたことがありました。



「私、母性ってものが自分でぜんぜん感じられないのだけど・・・

自分の子をかわいいと思えるのかなぁ~??ちゃんと、

“お母さん”になれるのかなぁ??」って。



すると夫は、

「心配しなくても、大丈夫だよ。妊娠したら、ちゃーんと

そういうホルモンが出てきて、自然に母性も出てくる

ものだから。」と答えてくれました。



「そんなことはないよ。母性的なところ、あるよ!」と、

少しはフォローしてくれるかな~なんて、ちょっと期待も

しましたが・・・うーん、やっぱり夫も、母性というものを、

私からは感じられなかったみたいですね(笑)。



そんな私でしたが、妊娠してからというもの、不思議と、

母性らしきものがすこーーしずつ、芽生えてきたようです。

(周りの人たちはどう感じたか分かりませんが、

自分の自覚として、です。)



夫が言うように、そういうホルモンが自然に出てきたという

のも大きいでしょうし、妊娠期間中ずっと、おなかの中の

赤ちゃんに話しかけたり、感じたりしていたことで、

赤ちゃんに育てられてきた、というのもあるのでしょう。



妊娠してから出産するまでの10ヶ月という期間は、

赤ちゃんが育つための期間でもあるけれど、同時に、

妊婦さんが、ゆっくりゆっくり時間をかけて、

徐々にきらきら“お母さん”になる準備をさせてもらうきらきら

そんな期間でもあるのですね。



だから・・・



もし、私と同じような心配をしている人が、

いるとしたら・・・



それはぜんぜん心配ないと断言できます。

だって、この私ですら大丈夫だったのですから。

きらきら“いのち”って本当にうまくできているものきらきらなのですね。




お正月は、せっかくだから家族3人で迎えよう!

ということで、結局、入院4日目には退院しました。



退院日の12月31日は、朝から ちらちらと

雪が降っていました。小雪の舞う中、家族3人で、

あったかいわが家へと帰ったのでした。



帰りの車の中で、ここで産んだということが、

何だかさっきのことのような、遠い昔のような・・・

とても不思議な感覚でした。



赤ちゃんは、自分が産まれた車の中で、

いちばん安心できるところなのか、すやすやと、

ほんとに気もちよさそうに眠っていました。



私たちはというと、「いつか、赤ちゃんがもう少し

大きくなったら、“車で産まれてきたときは、

どんな感じだったの~?”と聞いてみたいね!」

なんてことを話していました。



そのとき、わが子はいったい、

どんな答えをしてくれるのでしょうね。





(終わり)



~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~


さくらお わ り にさくら


ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございましたピンクハート


体験記は、今回でおしまいですが、続編として、

かけがえのないお産を、楽しく、そしてここちいいものにするために、

私自身、「どんなことをしてきたのか」、「どんなことを心がけてきたのか」

を記した、★楽しいお産★(考察編♪)があります。こちらには、

私自身がやってよかったこと、心がけてよかったこと の

きらきら具体的な例きらきらが載っています。

ぜひ、こちらもあわせてご覧くださいね・・・☆







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Last updated  2009.06.16 21:57:31
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